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回答「名古屋大学Aircraft・翼班さんの場合」
2004 3/26に回答を頂きました。

■Q1:あなたの名前を教えてください。
・HNはフィリップ鳥越です。

■Q2:あなたの現在の職業を教えてください。
・今は大学3年生、今度4年生になれるはずです。

■Q3:あなたの所属していたチーム名を教えてください。
・名古屋大学AirCraftです。

■Q4:チームの本拠地はどこですか?
・名古屋大学内言語文化棟裏ブルーシート。

■Q5:あなたの活動していた年を教えてください。
・2001年の4月から始めて現在もちょこっとお手伝いをしています。
鳥コンに出たのは2003年です。


■Q6:人力プロペラ機・滑空機(鳥コン分類)のどちらを製作していましたか?
・人力プロペラ機です。

■Q7:もう一方の部門と比較したときの自分の部門の特徴を教えてください。
・動力があることです。

■Q8:あなたの作った機体の名前を教えてください。
・鳥コンに出た時の機体は、Canopus弐式です。

■Q9:機体名の由来は?
・Canopusの改良機であったこと。Canopusはパイロットが加納くんだったのと2番目に明るい星でサークルにとって2番目の機体だったことをかけています。

■Q10:あなたの製作していたパート(役割・班)はどこですか?
・主翼です。

■Q11:そこは、どんなことをするパートですか?
・主翼を作っていました。

■Q12:そのパートで、あなたはどんな作業をしていましたか?(具体的に)
・主翼に関することは何でもしていました。

■Q13:なぜ、そのパートに所属したのですか?
・飛行機っぽいのが作りたかったことと流れです。

■Q14:自分のパートの魅力を。
・とにかく大きくて、目立つ。

■Q15:それ以外に、特定の仕事を何かしていましたか?
・テストフライトの事務関係の仕事もしていました。

■Q16:製作の中で1番得意な作業はなんですか?(内容がわかるように)
・作業の効率化を計ることと精度良く作るための制作方法を考案すること。

■Q17:1番苦手な作業はなんですか?
・掃除です。反省も含めて・・・作業場の床はゴミ箱化させていました。

■Q18:製作の中で1番好きだった作業は?(理由も添えて)
・リブをつけると一気にできあがった感じがして、みんなに進んだねと言ってもらえるので嬉しかったです。

■Q19:1番嫌いな作業は?
・作業かはわかりませんが冬の荷重試験はつらいです。

■Q20:製作の中で1番大変だと思える作業は?(理由も添えて)
・カーボンを削るのは手に刺さるし、かゆくなるし大変でした。

■Q21:1番楽な作業は?
・リブキャップをつけるのは忙しい作業の合間の休憩な気がしてました。

■Q22:製作では何に1番気を使ってましたか?
・とにかく精度をよくすることと設計どおりのものを作ることです。

■Q23:自分のパートが他のパートより優れていると思うところは?
・大きさ、メイン、作業時間、徹夜率くらいです。

■Q24:自分のパートが他のパートより劣っているかも、と思うところは?
・収納しやすさは劣っています。

■Q25:製作はどんな環境の場所でやっていましたか?
・大学の教室、教室に入りきらなくて廊下にも進出していました。

■Q26:もし、望みどおりの場所・設備で製作場所を用意してくれることになったら、どんな製作場所にしたいですか?
・自動片付け装置つき。ごみを自動で捨ててくれたり、工具を戻してくれたら最高です。
あとはものすごいまっすぐで、水平な広大な場所があればうれしいです。
お風呂、スピーカー、プロジェクターつきで広い家一軒で住みながら製作したいという意見がサークル内から出ました。


■Q27:機体製作開始から大会出場までかかった費用はいくらくらいですか?
・200万くらいだったと思います。

■Q28:その点についての感想を。
・その分何回飲み会ができただろうと思います。

■Q29:機体製作にかかった期間はどれくらいですか?
・半年くらいです。

■Q30:その点についての感想を。
・その分単位がなくなったのだなぁと思います。

■Q31:部費はいくらぐらいですか?
・月3500円です。

■Q32:その点についての感想を。
・いつか優勝賞金だけで活動が賄えたらいいなぁと思います。

■Q33:試験飛行はどんな環境の場所でやっていましたか?
・飛騨エアパークです。

■Q34:試験飛行についての感想を。
・1年1年違う感想がありますが、いつも帰りはぐったりしています。

■Q35:試験飛行で1番印象に残っている場面を教えてください。
・Canopusが初めて安定飛行したときのことです。長い距離を安定して飛ぶ飛行機に感動しました。

■Q36:試験飛行では何に1番気を使ってましたか?
・飛行場でしかできない調整をすることです。

■Q37:試験飛行で1番辛かったことを教えてください。
・大クラッシュさせてしまった時の事と1年目は朝のあまりの寒さに驚きました。


■Q38:鳥人間コンテストには何回参加しましたか?
・1回です。

■Q39:大会に出場した感想を。
・引退前の締めとしていい機会でした。

■Q40:自チームの大会での結果について感想を。
・2回目出場として無難な記録で1歩1歩進んでいる感じがしてよかったと思います。

■Q41:大会の中で、1番感動したシーンを教えてください。
・自分たちの機体が飛んでいる姿を上から見られたことです。

■Q42:大会の中で1番辛かったことはなんですか?
・坂で1時間以上待たされたこと。でも3年間一緒に頑張ってきたみんなといたので楽しかったです。

■Q43:琵琶湖まで、機体はどうやって運搬しましたか?
・4tトラックを借りて運びました。普段の試験飛行は2tのトラックなので豪華使用です。

■Q44:琵琶湖に行くまで、どれくらいの時間がかかりましたか?
・3時間くらいです。

■Q45:印象に残っている大会はいつですか?(理由も添えて)
・やっぱり自分たちの機体を飛ばせた回は重みがありました。

■Q46:印象に残っている、他チームの機体はどれですか?(理由も添えて)
・2001年のみたかもばらさんの機体です。木桁で美しかったです。

■Q47:正直なところ、大会に対する不満は何かありますか?
・もうちょっとゆっくりしてほしいです。

■Q48:大会参加者として、運営に対する要望はありますか?
・テストとかぶっているので日程を変えて欲しいそうです。
今まで名大は9月が試験だったので今年の現役から急につらくなったみたいです。


■Q49:琵琶湖での大会観戦者として、運営に対する要望はありますか?
・暑い。

■Q50:大会で、出場する以外に他の仕事ができるとしたら、何をしたいですか?
(例えば司会がやりたいとか、審判とか解説など。)
・機体回収のダイバー。翼端が帰ってこなかったので探したいです。

■Q51:逆に、絶対やりたくない仕事はありますか?
・テレビに映るお仕事です。

■Q52:機体の中で1番お気に入りの部分は?(理由も添えて)
・DAEの前縁はほかにはない曲線です。

■Q53:自チームの機体について、あそこはウチが1番!と思う部分は?
・後縁の固さ、真っ直ぐさは負けません。エンジンの精神的強さも!
今年の機体は垂直尾翼のリブの肉抜きがウリです。


■Q54:逆に、あそこは失敗したなぁと思う部分は?
・秘密です。今年対策をしたつもりなので、それがうまくいっていたことが証明されたら公開するそうです。

■Q55:あなたは他チームをどう意識していますか?
・まだできたばかりのチームなので見本として尊敬しています。

■Q56:他チームにこっそり教える、自チームの大会での裏話があれば。
・プラットホームの坂で待っているときにゲストのタレントさんに同情されました。
深夜に虫を焼き殺して遊んだこと。


■Q57:視聴者にこっそり教える、出場者の大会での裏話があれば。
・私はテレビで映っていたより本物の方がかわいい。(嘘です)

■Q58:琵琶湖の水を使って、「浸かる・顔を洗う・飲む」。どこまでならやれますか?
・飲むのはちょっと無理ですが、顔は充分洗えます。

■Q59:もし、琵琶湖以外の場所で大会を行うとしたら、どこがいいと思いますか?
・沖縄!バカンス気分で楽しみたいです。

■Q60:次の大会では、どの芸能人に出てきて欲しいですか?
・インパルスの板倉さん。

■Q61:番組編集・放送の点で何か意見はありますか?
・ノーメークの私を放送しないでほしい。

■Q62:番組編集者になったつもりで、視聴率を上げるアイデアを出してください。
・もっと売れているアイドルを連れてくる。

■Q63:もし、人力飛行機を製作して鳥人間コンテストに出場するという育成型ゲームが発売されたらどう思いますか?
・絶対に売れないと思う。少なくとも俺は買わんという意見が大半でした。

■Q64:鳥人間コンテストの社会的意義は何だと思いますか?
・工学部男子の欲求を満たしていることです。

■Q65:もし、現役中に鳥人間コンテストがなくなったらどうしますか?
・諦めます。


■Q66:自分が所属していたチームについての感想を。
・みんな仲良くてアットホームで良かったと思います。

■Q67:あなたは何をモットーに活動していましたか?
・精度の良い主翼を作ることとめげないことです。

■Q68:外部の人に教えたい、自チームの1番の魅力は?
・みんな仲が良かったです。

■Q69:製作に必要な要素としては、大きく「時間・お金・人手・設備&場所」だと思うのですが、その中でどれが1番重要だと思いますか?
・人手!作業量もそうだし、仲間がいなきゃ寂しすぎます。

■Q70:では、その中でどれが1番不足していたと思いますか?
・全部。でもアイディアでカバーです。

■Q71:さらに、それら以外で重要な要素があれば。
・やる気、根気とかです。

■Q72:製作以外の活動で1番面白かったことは?
・みんなと一緒ならば何をするのも楽しかったです。旅行したり、ばかな話をしたり、お酒飲んだりいい思い出がいっぱいです。

■Q73:自分の代の活動で、1番大変そうに見えたパートはどこですか?
・主翼を作る人が私しかいなかったので、多分一番不安材料だったと思います。

■Q74:自分の代の機体を見て、1番改善の余地のある部分はどこですか?
・それぞれの班の境目部分はなおざりになりがちだったことです。

■Q75:自分が活動していた中で、1番大変だった時期は?
・3月。機体完成予定が3月31日だったのにできそうになかったからです。

■Q76:自分が遭遇した、自チームで1番のトラブルは?
・2002年の大クラッシュ

■Q77:今だからこそ、自分の代のチームのメンバーに一言。
・よく私に耐えてくれた感謝でいっぱいです。

■Q78:この業界に入った理由を教えてください。
・誘われたからです。

■Q79:この業界に入ってよかったと思うことは?
・仲間に会えたこと。

■Q80:逆に失敗したなぁと思うことは?
・ない!

■Q81:この業界に入って得たと思うものは?
・どこでも寝る能力。

■Q82:逆に失ったと思うものは?
・お金、時間、単位、女性らしさ

■Q83:あなたは、この活動とそれ以外の生活を両立できたと思いますか?
・一応は・・・

■Q84:両立するコツは何かありますか?
・両立しようと思わないこと。

■Q85:徹夜で作業するのと、朝早く来て作業するのとではどっちが辛かったですか?
・徹夜が続いて、お風呂に入れなかったほうがつらかったです。

■Q86:この業界に入らなかったら何をしていたと思いますか?
・野球部マネージャーになりたかったです。

■Q87:この業界を通じて、将来役立てたいと思うことは?
・なんとかすればなんとかなること。

■Q88:あなたが思う、この業界での1番の魅力は?
・同じメンバーと長い時間を過ごせるから絆ができること

■Q89:もし、また鳥人間コンテストに出るとしたらやってみたいことは?
・遺伝子組み換えハムスターをパイロットにする。

■Q90:もし、チーム所属当初に戻れるとしたら、どんなチームづくりにしたいですか?
・なんだかんだ言って今のチームが一番ですが、あえて言えば主翼人員を二人にする。

■Q91:今度はどのパートで作業してみたいですか?
・小さいパーツを作りたい!

■Q92:これまでの鳥人間コンテストについての考えを聞かせてください。
・視聴者としては楽しかったです。

■Q93:今後の鳥人間コンテストについての考えを聞かせてください。
・日本海もしくは太平洋まで飛んで行ってほしいです。

■Q94:これまでの人力飛行機分野についての考えを聞かせてください。
・あまりにも人力飛行機に詳しくないので・・・

■Q95:今後の人力飛行機分野についての考えを聞かせてください。
・実用化はありえないですね。

■Q96:これまでの鳥人間たちに一言。
・よく頑張った。

■Q97:これからの鳥人間たちに一言。
・頑張ってくれ。

■Q98:鳥人間を応援してくださっている視聴者の方々にも一言。
・これからも見てください。

■Q99:あなたにとって、鳥人間とは?
・目標!将来はバイオ的に立派な鳥人間になりたいです。鳥人間の実用化を目指します。

■Q100:最後に何かあれば。
・私はあと何年名大にいるのかなぁ

どうも長い時間、たくさんの質問に回答していただきありがとうございました。

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