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DDモーターを自作しようという計画です。(文責　吉井)

DDモータとはダイレクトドライブモータの略です。読んで字のごとくなのですが、間にギヤなどを使わずに、直接タイヤをまわすことができます。
別にタイヤじゃなくてもかまいません。例えばCDプレイヤーで、CDを回しているのもDDモータです。
話を戻しましょう。なぜDDモータを使うのでしょうか？
いろいろ理由はありますが、エコノムーブで使うことによる一番のメリットは、伝達効率の向上でしょうか。
通常エコノムーブの動力機構では、モータの回転をギヤやチェーンで減速してから、タイヤを回しています。
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↑モータとギヤ、タイヤが見えています。

なぜなら、ふつうのモータにとって、そのままタイヤを回すのは大変なことだからです。
モータの回転数はタイヤを回すには速すぎ、それにトルクも小さいです。そこで、ギヤやチェーンで減速するのです。
自転車などをこいでいるとわかりますが、ギヤを軽くするとスピードは遅いですが急な坂道でも上ることができ、重くすると、力はいりますがスピードが上がります。これと同じことですね。
軽いギヤをかまして回転数も下がって、トルクも上がって一石二鳥！！

しかし、ここには落とし穴があります。ギヤやチェーンを使うと、そこで摩擦などによりロスが生じてしまうのです。サビサビのチャリに乗るとよくわかりますね。新品でも、多かれ少なかれ摩擦はあるのです。
だからこそ、DDモータの意味があります。
モータをタイヤに組み込んで直接回してしまおうという寸法です。
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↑タイヤの中心部にあるのが、モータです。シンプルで良いですね。

摩擦の原因をそっくりそのまま省いてしまうので、効率がいいわけです。高トルク低回転の特殊なモータによってこれを実現します。
ただここにも落とし穴が！！DDは高トルク低回転を実現するためには、まず図体がでかくて重くなってしまいます。
電気的な特性も、うまくやらないとふつうのモータより悪くなるらしいです。ハイリスクハイリターンといったところでしょうか？

でも、うまく作れば、いいものができるかも？ってことです！だから、作るのです。
…本当は、ほとんど趣味です。作ってみたいから作ります（爆）

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