しゃちょーが書いた記事です。
書いた人: しゃちょー(2009/05/29 01:34:13)
書いた人: しゃちょー(2009/05/12 01:53:32)
皆様、大型連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
なぜか連休を感じ取れなかった、Meister 2009年度 エコノムーブ部門設計担当のクラモトでございます。
早いもので、大会から一週間も経ってしまいました・・・完全に忘れてしまわないうちに、秋田大会の報告をしたいと思います。
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5月1日(金)
授業後、レンタカーを借り、倉庫で積み込みを済ませ、やけに早く秋田へ出発!
・・・え?もう?!まだ8時だよ?
ここ数年とは異なり、今年は現役隊から1台のみのエントリーだったため、車体運搬にはキャラバンを使いました。
積み込みもラクラク♪昨年と同様、車体を前後に分割したおかげかレンタカー代も安く上がった・・・はず?(笑)
バンと乗用車に免許所持者を(あらゆる意味で(笑))均等に振り分け、いざ出発!
運転手の皆さん、頑張ってくださ~い♪
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5月2日(土) Free Practice 1
大会前日。
乗用車組は大きな混乱も無く、かなり早い時間に秋田に到着。
バンの方は・・・カーナビが本気を出さなかったためか、道に迷ったそうで。
それでも9時ごろには会場入りし、テスト走行の準備を始めることが出来ました。
図1:会場の「大潟村ソーラースポーツライン」
大会自体は3日からですが、2日は一日中コースが開放されているので、前日の会場入りとなりました。
11時頃。走行準備が整い、いよいよテスト走行開始!
まずはアッパーカウル無し、バラスト無しの、最低限の装備で1周。
その後ピットに戻り各部をチェックし、アッパーカウルをつけて数周。
図2:新車+今回が2レース目のドライバー
・・・まだ窓小さいですよね(汗)
ここまでは、ひとまず慣熟走行、といったところ。
昼食後、バラストやキャパシタを積み、予選/レース仕様で何度か1~2周の走行。
参考にできそうなデータも、うまく収集できています。
続いて、予選を想定した連続走行に突入・・・しましたが、途中で前輪のボルトがゆるむアクシデントが発生!
走行を中断しました。
原因はどうやら、ステアのリンク機構のガタ。これは構内テストラン時から問題になっていた箇所です。
しかし会場では問題の根本的な解決は不可能なため、簡単な対策だけは施すことにしました。
この大会は、この部分を庇いながらの戦いになりそうです。。。
(ちなみに現在は、この部分の再設計が終了し鋭意製作中です。今度はガタが小さくなる・・・はず!)
この時点で夕刻になっていたため、一日目の走行はここで切り上げです。
各部のチェックと調整を注意深く行いました。
撤収後、ホテルにチェックイン。
夕食後、僕とエレキ主任とドライバーは作戦会議。
次期エレキ主任は深夜(朝?)まで、ひとり充電班のようです。がんばって!
つづく。
書いた人: しゃちょー(2009/04/26 16:04:48)
あ!
っというまに豊橋大会直前になってしまいました。。。
こんにちは。クラモトです。
放置していた、秋田大会の報告の続きをさせていただきます。
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5月3日(日) Qualifying
朝早くにホテルを出発。
7時ごろに会場入りし、セッティングを進めました。
滞りなく準備も終わり、8時からのコース開放に合わせ、練習走行を開始しました!
順調に走り去るOpera
今日は最初から本番仕様での走行です。
前日からギヤ比を変更してみるなど、手探り感満載ではありましたが、ひとまず有効なデータを得ることができました。
安心してふとほかのチームの様子に目を向けると、早くも車検に並び始めているチームが!
Meisterも早めに練習走行を始めたおかげで時間に余裕があったので、練習走行を早めに切り上げ、車検を通すことにしました。
紆余曲折ありつつも、車検には合格。
さて。午後からは予選です。
Operaはこの位置からのスタート。
見晴らしがいいですね!後ろは。
午後1時。予選ヒートがスタート!
Operaは後ろにクルマがいない事とドライバーの経験不足のため、ゆっくりとスタートし、他車との接触もなく周回することが出来ました。1周、2周と、特に問題も無さそうに走っていました。
ところが。
3周目に入ってすぐに、ドライバーから電話が。
しかし、よく聞き取れません。
停車した所へ急ぎ、事情をきくと、どうやらバンプを越える際に車体がふらつき、危険だと判断して止まったようです。
ミラーステーも壊れてしまっていました。
一応、自走は可能なようなので、ひとまずピットまでゆっくり走って戻ってきてもらうことにしました。
ところが、ピットで待機していた我々に、再びドライバーから連絡が。
折り返し地点、ヘアピンカーブからのようです。
今度は何かが壊れたと言っています。
折り返し地点にドライバーを迎えに行き、車体の状態を確認したところ、ハンドルに付けていた電気系の操作パネルが破損しており、しっぽもひきずっていて、底部に穴があいてしまっていました。
アッパーの取りつけも甘く、折り返しの時に浮き上がってしまったようですが、ドライバーのファインプレーのおかげで、バリアにぶつかったものの、シャシーとアッパーは無傷でした。
予選ヒートの結果は、69位/80台(15203.50km)。
決勝も後方からのスタートになってしまいました。。。
まぁ、予選よりはマシな位置からですが(笑)操作パネルとしっぽについては、応急処置を施して対策できました。
車体のふらつきについては、ハンドルを切った状態ではバンプを越えないことにして、注意して走ってもらうことにしました。
操舵系はいちど分解し、ねじのゆるみが発生しないように対策をしました。
波瀾万丈な予選日でした。