フレーム概形が見えてきました
17/01/22 23:58
KBYS


おはようございます。17代フレーム班主任になりましたKBYSです。
先日、フレーム桁がすべてつながり、オーバーレイを残すのみとなりました。
17フレーム概形
画像が斜めから&横向きになってしまいました、ごめんなさい。
実際にできたものを見た感想は「結構でかいなこれ」でした。CADで設計してると大きさの感覚ってかなり違いますからね~。
17フレームのパテ↑ここはまだまだ作業途中ですが、相管した桁のパテをやすった写真です。応力集中を避けるためひたすらひたすら滑らかになるように、去年よりも一回り細かいヤスリで削っています。削って、撫で回して、また削って...無心で削る作業はなかなか楽しいですよ!
17フレームのオーバーレイ↑削ったパテにオーバーレイをした画像です。執行代になって初めてのオーバーレイでしたが大きな浮きも無く、しっかりくっついてくれました。とはいえ小さなシワがあるのも事実。せっかく完璧にパテをやすったので次からはシワ無く貼れるようにしたいですね。17フレーム ピール桁ここまでで既にお気づきの方も多いと思いますが、今年のフレーム桁はピール桁を採用しています。(※ピール桁:布で樹脂を多めに吸って作る桁、普通のものよりも軽くなる。)
約5%の軽量化に加え、マットブラックな表面が大変かっこいい仕上がりになっております。あ、強度もしっかり出ているので大丈夫ですよ!
ちなみに今年のフレームはピール桁の採用、積層構成の見直し、各部の軽量化を行い前年比-500gの軽量化を目指しています。

大分まとめて駆け足になってしまいましたが今回はこれで進捗報告とさせていただきます。
次回はフレームが完成するor各部品を制作したら報告いたします!

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 この記事へのコメント
ずいぶん前のOB: 07/23 23:56

自分がいた当時は2年前のデータすらロクに残ってないような状態だったけど、自分とひとつ上の先輩の代から桁一本ずつでもプリプレグのスペックと積層構成、完成重量を記録するようにしたような記憶があるなぁ。

エンジニアリングは積み重ねだと思うので、1年ごとの進歩は小さくても積み重ねていってください^^
(剛性は保ったままであれば)500g減量は大きいです。パイロットの水分がそれだけ多く積めますね!




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