以前操縦性について考察中と書きましたが、それの結果がなんとなくできてきたので書いてみようと思います
具体的に何をやっていたかというと、ピッチ軸を無視してロールとヨー方向について運動方程式をたてて数値解析的にシミュレートまがいのことをしてみました
そもそも機体の慣性テンソルの求め方が雑なのであんまし正確なことは言えませんが、まぁおおむねそれっぽい結果だったので良しとします
とりあえず今年の機体がまだ確定していないので昔の機体の解析結果をいくつか載せておきたいと思います
以下のグラフは、ラダーをきってからそのまま飛び続けた場合のロールとヨーのグラフです
単位は縦軸がdegreeで横軸が秒です
結果を見て、まずダッチロールの減衰がやっぱり早いですね
ラダーを切り終えてから20秒くらいでほとんどなくなってる
あと案外ラダーだけでも旋回できてる
今年の案が上反角が大きくなりがちで旋回しづらいんじゃないかって話がありましたが、適当に上反角を増やしてやってもそんなに気になるほどでもないようです
Meisterの機体はあんまり旋回の経験がないので、このへんが結構謎な感じでしたけどとりあえず一安心なのか?
設計的にはこんな感じで安定性と操縦性のバランスを見ながら調整していきます