本番用フェアリングの設計の目処が立ちかけたので、新たな問題点が発覚する前に日記を書いておこうと思います。やったことと言えばTF用フェアリング製作くらいですが、そのことについて少し。
上はTF用フェアのノーズと左側面の切り出し後の写真ですが、それぞれ1個の発泡スチロールから作りました。キャノピーになる部分がすごく雑なのは仕様です。。。切り出し用ジグも左右で使いまわしたので、この程度の切り出しなら3日で全部終わります。やすりも3日で終わりました。
トナカイの姿でやすり作業している人がいた気もしますが、多分それは僕の幻想でしょう。きっと僕は何も見ていません。
ちなみに特大電熱線のたわみなどによる誤差は、最大でも1mm程度に収まっていることが分かりました。これが大きいと見るか小さいと見るかは(ry
本番用は切り出し用ジグの数が激増(?)するので、やする前からほとんど概形が出ている状態になってるはずです。
そしてやすりを終えて概形が出たらひたすら中抜きをしていく作業。うすうす分かってはいたけど、中抜きが一番時間かかりました。大体2週間くらいかかりました。
取り敢えず今は、回転試験後にフレームに固定してフィルム貼りとかやる予定なので、PCルームの奥に申し訳なさそうに放置されています。
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これは、部室のエアロバイクをフレームと同じ形に組んでパイロットに脚を回してもらったときのものです。ビデオカメラで動画を取り、それをコマ送りの画像にしてIllustratorにブチ込みました。脚の軌道が丸見えです。
実際のフレームとはペダル間の距離が違いますが、その影響は脚の軌道を10mmほど大きめにオフセットする時点で相殺できるだろうという結論に至りました。
そんなこんなで出来たデータがこちら。ファイル名が「凛ちゃん」なのはそっちの方が親しみやすいからです。折角なのでAutoCADを使って見ました。Autodeskさんマジ太っ腹なので、今ならなんとまさかの無料です。
パイロットが緑なのは特に意味ありません。ちなみにフェアリングは赤なので設計図面としては色々終わっております。俺が見やすけりゃそれでいいんです。
これをもとにパイロットがギリギリ収まる翼型を段ごとに入れていきますが、ロフトを組む際に格段の翼型が互いに影響を及ぼすことも考えなくてはなりません。
翼型の選定ってとってもセンスがいるんですねぇ。自分は未だにそのコツをつかめてない気がします(汗