FRPの先輩たちの日記更新が一通り終わったようなのでこのまま流れを引き継いで今年度の日記を書いていきたいと思います。FRP連続更新企画はまだまだ続きます。
さてマイスターでは自作した炉で桁を焼いています。去年は炉を新造して使っていました。↓
ところが本番桁を焼いているとき炉の中央付近と境目付近では明らかに温度に差があるときがありました。
(ただ以前よりも改善されているらしい)
というわけで「炉の温度試験」をすることに。ただ一つ問題があります。
「桁を巻かなければ意味がない...」
というわけで他班の2年生にも協力してもらいました。そういえばその中に先輩もいたようないなかったような...
日付は7/15。まだ琵琶湖に行くどころか今年の機体の最終GSUもしていない。
長さ2mでたったの4層なので久しぶりの桁巻きは一晩で終わらせて焼きに入ります。今回はこっちが本番。
温度を詳しく計るためにたくさん温度計をつけてみました。桁の後ろのほうにあるのは全て温度計のコードです。
ちなみにご存じの方も多いとは思いますが桁を硬化させるためには130℃を90分間保つ必要があります。許容誤差はプリプレグのスペックシートによると-0~+5℃らしいです。
そして130℃定常中の結果がこちら。
.........。
(どうしてこうなった!!)
やはり炉の境目付近の温度(グラフの赤と黄色)が低い結果になりました。
とりあえず炉の改修もしくは新造が必要なようです。