昨年のA,BL連続巻きで主桁の桁巻きが一通り終わりFRP班は現在桁やすりと桁リブの制作に取り掛り始めています。
が今回はそれではなく前の記事にも書かれていました新型炉の補足です。
下の写真は今回の炉の蓋です。
今回の炉については今まであった温度ムラを減らすということを目標にしていました。また今までの炉の部品を結構流用しています。
変更点としては
また設計段階では接合部を凹凸状にすることにより熱の漏れを少なくなるようにしようと考えていました。これが今回の炉の最大の特徴だったのですが最終的に制作上の問題で没にしました。
つまり結局今までとあまり変わりません。
一方炉ファンユニットの方は僕はあまりかかわっていませんがあれの威力は相当なものでうまく調節すれば炉の温度のばらつきをかなり無くすことができます。
こちらはマンドレル内部の空気と外側の空気を循環させる働きをしています。
構想を始めたのが8月の終わりでしたが何とか完成したのは12月。やはり夏休み中になるべく終わらせるべきでした。桁巻きが本格的に始まってしまうとなかなか時間がとれません。