練習型完成!!その2
13/01/21 23:15
森(義)
皆さんお久しぶりです。ペラ主任の森です。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
練習雄型その1に続き連続投稿になると思われたのですがプロペラの本番作業で主任が記事を更新できず叶いませんでした・・(ToT)かわりに設計が雪かきの話を書いてくれたのでペラ班で連続投稿できました!(ドヤッ<(`^´)>)←(威張れることじゃない)
現在は本番の雄型パテ盛りの途中ですが、記事は10月末から11月頭の練習型について書きます。
あ、Meisterではプロペラ班のことをペラ班と呼ぶことが多いので、この記事でも頻出すると思いますがそのつどプロペラ班のことを指していると解釈してください(^^;)
さて、前回は雌型の表面となるゲルコートを塗ったところで終わりました。
今回はついに雄型にガラスクロスやガラスマット、カーボンクロスと呼ばれる繊維をポリエステル樹脂で積層していく、大積層について書きます。
去る27日3時間ににわたって、大積層が行われた。某主任がこの過酷な作業をやらせるとは知らず・・
いきいきとVサインをしている一年生なのでした・・(^^;)
冗談はさて置き、大積層はゲルコート2層目が半硬化した段階で始めます。積層構成はサーフェシングマット→ガラスマット→カーボンクロス→ガラスマット→ガラスクロス→ガラスマット→ガラスクロス→ガラスマット→カーボンクロスの9層です。
下の写真にあるように型に貼り付いている白色の繊維がサーフェシングと呼ばれるものです。雌型では、ゲルコートの次に来る大変表面に近い部分になるので型と繊維の間に空気が入らないよう脱泡を徹底的にします。翼型部と平坦なフランジ部の境目にある黒い線はカーボン繊維(ロービングと呼んでます)で角を丸くし、次に積層するシートが型にきちんと沿うようにしてます。
次はガラスマットです。ガラスマットがゴワゴワしていて刺さると痛いです。☆⌒(>。≪)このシートを切るのはつなぎにいっぱい繊維がついて割と辛いです・・・積層の際は厚みを稼ぐ役割を担い、樹脂をたくさん含ませれば型に割と沿ってくれます。
次はカーボンクロス。シートを切る時も切りやすく積層の際も積層しやすいですが小さい気泡が入っても見えにくく、そういう意味ではくせ者です・・下の写真でも脱泡ローラーで頑張って脱泡してます・・
シートの紹介では最後になります。ガラスクロスです。カーボンクロスと同じくシートを切る際は切りやすくていい子ですが、積層するときあまり伸びずシートの端をちょっと引っ張っただけで型からずれてしまいます・・
積層後の写真です。写真ではわかりにくいですが気泡も少なくよくできていたと思います。
最後には積層メンバーで型とともに写真を撮りました!
今回は練習型積層について書きました。次回は練習型脱型です。この記事を見てくださっている方には更新が作業進度にくらべ大きく遅れており申し訳ないです。できるだけ追いつけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。_(._.)_
オマケ(気になる人だけ見てネ)
お題:大積層の様子
あひゃあひゃひゃ 奇声のあがる 大積層
(休む隙のない大積層。みんなであひゃーと奇声をあげながら頑張ってました・・(^_^;))
お題:遅れに遅れた記事更新
本番で 飛ばされまくった ペラターン
※ペラターン・・プロペラ班の作業記事更新のこと
(前回のペラ主任の記事で続編がすぐ更新されるかのような文面でしたが、実際の更新は3ヶ月後となってしまいました・・すみませんm(__)m)
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