2012年5月の記事です。

≪2012年4月 2012年6月≫

4thTF

書いた人: tbc | 12/05/24 21:24

5月20日に桶川にて4回目の試験飛行を行いました。順調にセットアップ完了後5:00頃から滑走路を利用して1本目から5本目をジャンプ、6、7本目を短距離として計7本の試験飛行を行いました。

以下は7本目短距離の映像です。
試験終盤で尾翼のニュートラルポジションが少しダウン側にきられていたということが発覚し、機体の挙動に不安を感じるため、修復に時間がかかることもあり撤収となりました。

次回は距離を伸ばしてパイロットの操縦技術を向上させていく予定です。
操舵トラブルは無いといいですね(切実)

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3rdTF

書いた人: tbc | 12/05/08 19:23

先週末に3度目のテストフライトを行いました。

過去最速レベルで集合、セットアップを行ったため、1時間ほど夜明け待ちをする事になりました。
今回の試験飛行では1本目2本目と転がし試験を行う予定でしたが、 前回よりも早めの転がしを行ったため2本目で機体が浮上。事実上の初飛行となりました。
ちゃんと浮く機体で良かったねと設計者が上機嫌な最中事件が起きました。
クルーの安全上良いだろうということで名目をジャンプ試験とした3本目にて滑走路から進行方向がそれた状態で離陸してしまいました。
まだ機体の操縦に慣れていないため舗装されていない緑地帯方面に進んで行きました。
その際の動画がこちらになります↓
下手したら大惨事のこの事故でしたが本当に幸いなことに機体はほぼ無傷でした。
緑地帯のぬかるんだ土壌で後輪に急ブレーキがかかっていますが、車輪を去年より強度の高いものにしていたためか、フレームには損傷なし。垂直尾翼はテールに保持が入ったため接触は免れています。クルーは何人か転んでしまいましたが大事には至りませんでした。
目立った外傷は急停止の影響で桁が前進方向にたわんだためフィルムとストリンガーが破損したこと位でした。
因みにこの事故の原因の一つとして、やんちゃなパイロットいわく
「浮いたら負荷が軽くなったからつい漕ぎすぎてしまった」そうです。
本人も事故を覚悟したそうで、機載カメラではパイロットの狂気じみた笑い声を聞くことができます。
駆動系への影響も懸念しましたが、直後の回転試験にてTFを中断する程の影響は出ていないと分かったので、TFは続行。
その後は回転数をセーブさせて試験をしたため、4本目から7本目まで浮上せず。
8~10本目で安定したジャンプ飛行に成功し、撤収となりました。(動画では殆ど浮いているように見えなかったので動画は割愛いたします)
TFから帰還後のチェックでも次回のTFには影響が無いことが判明したので、迫りくる次回TFに向けてパイロットの操縦指南が急務になりそうです。

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2ndTF

書いた人: tbc | 12/05/02 12:15

4月28~29日にかけて、桶川で再度転がし練習を行いました。 

前回翼を破損して撤収することになったので、事前に練習の上で桶川に向かいました。 
セットアップは早々に終わり、夜明けを待って転がし練習を9回行いました。 
今回は転がしのクルー確認が十分に出来たことと駆動系に多少異音が見られたことから撤収といたしました。
大きな問題が無ければ次回からジャンプ試験に移ることができると思います。 
次回は今週末日曜日早朝を予定しています。

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