お久しぶりです。
毎回更新しないとなーと思いつつ、
今週は作業(翼修復)が忙しいから来週から本気だす(キリッ
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TFで翼破損!\(^o^)/
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書くタイミングを逃した...(´・ω・`)
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以下ループ
ってな感じで先延ばしにしてたら鳥人間コンテストの放映も終わってしまい、気がつけばただの暇人になってしまいました...。
本当はもっと色々書きたかったのですが、今回は私の最後の更新として今年の翼についてざっくりまとめていきたいと思います。
1.リブマスター描画ソフトの変更
これまでリブマスターは歴代の翼班の先輩方が開発・改良を行なっていたソフト(AerofoilPrinterと呼んでいました。以下AFP。)を用いて描画・印刷を行なっていました。 しかしこのソフトが不具合で思うように動かなくなってしまい、また肉抜きの数にも制約があったので、このソフトを電装班の人に依頼して新しく作ってもらうことから始まりました。
下の写真が新しいAFPでリブを描画している様子です。リブの描画・印刷にAutoCADを使用することでプロッターの調整が柔軟かつ高精度で行うことができるようになりました。製作者さんに感謝です!
2.翼型及びテーパー変化部の変更
今年の主翼は全翼でDAE31を採用し、またテーパーがA翼(中央の翼)の途中から開始して各翼の中央付近で変化するようになりました。(去年はDAE21と31、テーパー変化部は各翼の接合部でした。)
これにより翼桁を保持する部分にゆとりが少なくなり、翼々接合が困難になると思われました。(このため夏の時点では背窓をつける予定でした。) が、心優しきFRP班が嵌め合いをゆる~くしてくれたお陰で、むしろ昨年より圧倒的に短い時間で翼々接合ができるようになってしまい、結局背窓も不要になりました♪
ただ、翼製作上の分割位置の都合で翼設計&製作の方は予想以上に大変になりましたが...。
3.ストリンガーの材料の変更
例年ストリンガー(リブとリブの間の横棒の事です。)には木材を用いていましたが、これがなかなか湿気に弱く、桶川のテストフライトの度に湿気で伸びて下の写真のようにたるんでいました。
そこで今年はスタイロフォームに1層のカーボンを貼りつけたもの(私達の間ではチータラと呼んでいます。)を考案しました。
このような試みは初めてで、量産方法も確立されていなかったために、製作に時間がかかってしまいましたが、これにより木材が湿気を吸うことも無くなって相当な軽量化ができたのではないかと...。(ストリンガーの精度等まだまだ問題は山積みですが...。)
実際にはもう少し変更点(窓まわりやリブ立てなど)があるのですが、今年の主な変更点はこんな感じです。設計曰く今年の翼は重量が相当軽くなっていたそうなので、これらの努力が実ってよかったです。
大会の結果としてはあのような結果になってしまいましたが、一番不安材料だったスタート時の急降下で翼が壊れることが無かったので、私としては満足でした。やはり自分たちの作った翼が揚力を生み出しているのは見ていてとても嬉しかったです。
最後に、今年は例年と異なり主任が後縁担当だったこと、また私のスケジュール管理が甘かったために、特に後輩にはかなり負担をかけてしまいました。無茶苦茶なスケジュールについてきてくれて本当にありがとう。そしてごめんなさい。
そんな感じでそろそろこの記事を終わりにしたいと思います。Meisterで活動できて本当に良かったです。ありがとうございました。
あ、最後に翼主任が1本記事を書いてくれるそうです。あと他の班の記事も見てみたいですね(チラッ