これが最後の記事になると言ったな。あれは嘘だ。
さて、前回の記事で最後にするつもりでしたが、翼設計が活動報告をしたいとのことなので今回は翼設計から渡された記事をupします。
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2012年度の翼設計の石川です。代が代わりmeisterは一新され、我々は退くことになりました。
最後に翼設計の活動報告を行います。
設計をするうえで心がけたことはパイロットが少しでも軽く感じるような翼を作ることです。
そのために翼の構造材を削り、その結果生じた変形による効率の悪化も勘定に含めて設計を行いました。
2012年度主翼重量: 17.0kg(2011年度主翼重量: 18.5kg)
完成した当初、思った以上にスカスカな翼で設計した自分自身も不安になりました。
しかし、八回のテストフライトにおいて強度不足によって翼が壊れることは1度も無かったので(翼が物理的に接触して壊れることは何度かありましたが)設計ミスはないと確信しています。
鳥コン本番では587mと不本意な結果となってしまいました。
結果だけ考えれば満足できるものではありませんが、機体が飛びたった時の感動はとても大きく、決して後悔はありません。
私は理学部に在籍しているため、本来このような大きなものを製作、設計できる機会はありません。
meisterだからこそ、このような経験ができたと思います。この経験を生かしていきたいです。
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写真が無いのもアレなんで今年の翼リブの図面をUpします。(本当は前回貼ろうとして忘れてました...。)
上から順に垂直尾翼、水平尾翼、半リブ(左:A翼,右:D翼)、前リブで、それぞれの一番大きいリブを並べました。
ちなみに今年の最多肉抜き数は水平尾翼で19個、主翼で17個でした...。
以上です。では。
冒頭のコマンドーネタ、なんか見覚えあるなーと思ったら昨年のP班日記で既に使われていました。さすがっす...。
いい仕事したね。
おつかれさま。