プランク、フィルム貼り
13/03/27 21:37
東山
こんにちわ、東山です。
翼が出来てくるにしたがって、ブログを書く回数も残りわずかなのかーと感傷に浸っております。
最近ここの更新ペースがはやいのはお察しください。
工程表的にはこんな感じですね。
マスター作り[10月~1月]→リブ切り[1月~2月]→リブ加工(ストリンガー穴作成、桁穴作成)[2月]→リブ立て[以降3月]→ストリンガー取り付け→後縁取り付け→プランク、フィルム貼り(今ここ!)→翼完成!
今回は前回ストリンガーと後縁をつけた翼に、プランクと呼ばれるスタイロフォーム製の外皮をはり、その上からフィルムをはることで翼を完成させます。
まずプランクを曲げます。私たちは一体成型は行っていません。熱で曲げてます。
主任様曰く、このプランクを曲げる作業は鬱ゲーだそうです。
それでも流石の主任様、リブの前縁にピッタリフィットする素晴らしい曲げ加工です。
プランクの厚さの精度はなんと±0.05mmで作られています。この精度を出すために膨大な量のスタイロフォームを消費しています。詳しくはスライサー担当が書いてくれることでしょう。
上の写真の翼台は昨年から導入した新型です。じきに紹介します。
1区間貼るとこんな感じです。
2区間目を貼る時は1区間目との合わせをいい感じにカッターを使って除去します。
全翼貼るとこんな感じです。
ここからフィルムを貼っていきます。
今年新しいフィルムを買いました。1ロールで50kgです。ひとりでは運べません。
棒に巻き付けて翼の表面をコロコロさせて貼ります。
余った重なり目のフィルムはいい感じに除去します。
どうです?この写真の注釈わかりやすくないですかね?特に実線と点線を使い分けたあたり()
フィルムを貼り終わったらアイロンでフィルムを熱収縮させます。
これで翼の完成です。
どやあああああああ!
うーむ、美しい・・・。
おまけ
Meisterは今日も平和です。
主任と私でお祝いしました。
(部員にドン引きされたため一部画像を加工しています)
部員のみんなでおいしくいただきました。
ロールアウトはもうすぐ。最後まで気を抜かず頑張っていこうと思います。
ではまた!
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(C) Meister.