こんにちは、翼班主任のsmzです。
前回の更新時に友人から、「最初の『smzです』で笑った」と言われたので、良くわからないですが初めの一文はこれで貫いて行こうと思います。
翼班では、主翼マスターがだいたい完成したので、リブ切りに入りました。
3か月もの間、来る日も来る日もやすり続けたマスター。作業終わりには机に白い粉が降り積もり、手でさっと拭くとこの有様でした。
その数なんと100枚以上。まあ、精神修行ってやつですね。写経とかと同様の効果が得られるとの噂です。いよいよ全て完成かと思うと感慨深いものがありますね。
さあ、お次はリブ切りです。
リブって言うのは、翼にずらーっと並んでいる、水色の小骨みたいなやつのことです。
手塩にかけたマスターを使って、スタイロフォームという発泡剤を、電熱線で切り出します。
表面がつるつるになっていないとボツで、容赦なく作り直しです。人によっては10回以上やっても1枚も出来ないことも・・・。
ちなみに、班員の努力の結晶をチェックし、基準に満たないものを冷酷にボツにしていくのが私のお仕事です。
これを
こうじゃ
一緒に写っているのはMeister自慢のリブ切り台です。天板に対して垂直に熱線を張って維持できる、なかなかの優れもので、リブ切りの必須アイテムです。
これから200枚以上のリブを切り、3000個以上のトラス肉抜きをしていきます。
まあ、精神修行ってやつですね。座禅とかと同様の効果が得られるとの噂です。
うっかり悟りを開きそうですが、頑張っていきたいと思います。