4/30にDesign Move Contestの説明会をします。
人力飛行機部門

翼班
作業風景

翼班は、文字通り人力飛行機の「翼」の製作を主な活動としている班です。

翼は翼型、平面形、空間的配置など様々な要素で構成されています。それぞれの翼が固有の特徴を持ち、まさに人間の飛ぶことへの執念がここに凝縮していると言ってもいいでしょう。 毎年の鳥人間コンテストでもチームごとに特色豊かな翼が登場し、そのチームの方針が一番現れるところでもあります。

作業は他班に比べると大人数で行っています。メンバーごとに自分の特技を生かし、協力しながら一つの翼を作り上げています。

翼

人力飛行機の翼は幅30mを超え、形状の少しの変化でその特性が変わってしまうので、製作にはそれなりの根気と探求心が必要です。 しかし、それだけ壮大な物を作っているだけに完成した時の感動が大きいのも事実です。

真夏の琵琶湖に自分の作り上げた翼が舞う姿を見たいという人、どこまでも広がる翼の世界をのぞいてみたいという人、是非一緒に翼班で活動しませんか?

コックピット班
作業風景

コックピットは翼やプロペラが直接接合されるので、いわば人力飛行機の「土台」となる部分です。 また、人力飛行機はパイロットがペダルを漕ぐことで飛ぶことができます。なので、パイロットに気持ち良く飛んでもらうために、操縦席であるコックピットが快適な空間になるように設計・製作をしています。

現在、コックピット班はフレーム班・駆動系班・フェアリング班の3班で構成されています。

フレーム班は、主にコックピットの骨となるカーボンパイプの製作、また、そのカーボンパイプを加工してパイプ同士をくっつけることで骨組を作っています。

コックピット

駆動系班は、アルミ部材を加工して、パイロットがペダルを漕いで生まれる動力を、プロペラを回す動力に変換する機構を作っています。

フェアリング班は、コックピットによる空気抵抗を最大限減らすために、発泡スチロールを流線形に加工してコックピット覆い、空気抵抗が少なくなるように設計・製作しています。 また、デザインにこだわることができる部分でもあります。

1年生の間はどの班の作業も出来ますし、とてもやりがいのある班だと思います。コックピット班で充実した大学生活を送りましょう。

操縦・電装班
作業風景

操縦・電装班(通称電操班)は、人力飛行機部門唯一の電気系班です。パイロットをサポートし、飛行機を安全に飛ばすための情報を得る電装計器や、尾翼周りを中心とした操縦系統の製作を担当しています。

フライトレコーダ、コントローラー、高度計、気速計、回転数計といった電装計器は全てがオリジナル仕様です。より高い性能を求めて、日々開発を行っています。

電子回路

それだけではなく、尾翼周辺の操縦系作業ではカーボンを扱ったり、金属加工を行ったりもします。そのためマイスター内で最も多彩な作業をする班と言えます。

電気系を扱ってみたく、なおかつ人力飛行機に関わりたい人、色々な作業をやってみたいという人は電操班がオススメです。電子工作初心者、経験者問わず大歓迎!

Team FRP
作業風景

Team FRPでは、主に主翼の骨組みとなるパイプ(桁)を制作しています。

材質は炭素繊維強化プラスチック(C-FRP)製で非常に軽くて強靭です。 桁を作る作業(桁巻き)はMeisterの全員が参加する作業として行われ、Team FRPはその中心となって作業を進めます。

桁荷重試験

作業は基本的にワイワイと楽しみながらやっていて班員の仲もとても良いです。しかしながら、C-FRPの成形は簡単ではなく、少しでも気泡や傷があると強度は格段に落ちてしまうのでとてもやりがいのある作業です。

 

Meisterは桁を全て自作している数少ないチームです。FRPという普段は扱う事のない珍しい素材に興味のある方はぜひぜひTeam FRPに来てください!

プロペラ班
作業風景

人力飛行機のエンジンは、読んで字のごとく人(=パイロット)です。そのパイロットのペダルをこぐ力を前に進む力へと変換させるものがプロペラです。

機体がより遠くへ飛ぶためにはプロペラが優れていなくてはなりません。そのために、わたしたちプロペラ班はより美しく、効率的なプロペラ作りのために日夜努力をしています。

また、私たちMeisterのプロペラは軽量化のために、中実(中が入っていること)ではなく、中空のカーボン製プロペラになっています。カーボン製のプロペラを作る技術は企業にひけをとりません

また、プロペラ班はMeisterのなかで一番いろいろなことが試せる班でもあります。その一例として、昨年度より、可変ピッチ機構を採用しました。

Meisterのなかで一番楽しい班(当社比?)プロペラ班をよろしく!!