班紹介

翼班

Q1. 翼班ってなに作ってるの~??
 A.もちろん翼です!!30m以上におよぶ主翼のほかに水平・垂直尾翼も作ってます

Q2. 何人で翼を作ってるの?
 A.1年生5人、2年生3人(2017年3月時点)の合計8人で活動してます。4、5、6、(7)類の人たちがいます。

Q3. 翼班内での役職とは?
 A.一年生の間は役職にかかわらず作業をします。自分たちが執行代になると次のような4つの役職に分かれます。
 ・主任 … 他班との調整や、製作スケジュールなどを管理する人
 ・チェッカー … 製作時の精度をチェックする重要職
 ・設計 … CADを使って解析を行い、リブの間隔や肉抜き穴を決める人
 ・スライサー … 購入したスタイロ(リブに使っている青い発泡スチロールのようなもの)を、設計した厚さにスライスするプロフェッショナル

Q4. 翼班の魅力は?
 A.・完成したときの達成感が壮大!
 ・作業環境が快適!(他班と違って翼班は冷暖房完備の講義室で作業してます。なので、新歓時期にあまり倉庫にいないかも…。)
 ・他の班に比べて班の構成人数が多い
 ・手先が器用になる!  など

僕たちと一緒にきれいな翼を作りましょう!!

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プロペラ班

 プロペラ班の活動はその名の通りプロペラ周りの部品を作ることです。
 鳥人間コンテストには滑空機部門とプロペラ機部門がありますが、滑空機の飛距離がせいぜい500m程度であるのに対し、プロペラ機は数キロから数十キロまで飛距離を伸ばします。その原動力となるのがプロペラです。精度を上げれば上げるほど飛距離の向上に貢献できるわかりやすい目標があります。
 プロペラ班の扱う素材は結構幅広く、CFRP(カーボン)、ガラス繊維、金属、パテなどがあります。
 プロペラを作るためには型が必要です。そしてその型を作るためにも型が必要となります。
 前者を雌型、後者を雄型と呼びます。
 プロペラ班で一番長い作業は雄型の製作となります。いかに美しい雄型を作るかがプロペラ班の至上命題です。雌型は大積層と呼ばれる作業をエコノムーブ班に手伝ってもらって丸一日かけて製作します。
 こうしてできた雌型にカーボンを圧着していって炉で焼くとプロペラが完成します。
 プロペラ班の特徴は様々な素材を扱うことができ、プロペラの設計や金属加工など多くのことができるところです。ぜひ新歓に来てみてください。

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去年の機体「鳰」と一昨年の機体「宙」のプロペラ

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雄型

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雌型

フレーム班

 フレーム班が主に作っているのはフェアリングの内側にあるコックピットの部分です。
パイロットが座る椅子も作ることになります。
 フレームの一年生の作業は大体以下の通りとなるとおもいます。

 1.桁を作る カーボンシートを用います。P班と同じ作業ですので、一緒なのでそちらを見たほうが詳しいはずです。
 2.相管をする 作った桁同士がくっつくように桁を削ります。コピー用紙一枚分の隙間しか許容されない作業ですが、手先が器用だとすぐに終わります。
 3.パテ盛り&やすり 削った桁を接着して、まわりにパテを盛り、削ります。上の写真の桁接合部、白い部分がパテです。こっちは削る量が多いので相管よりはきついです。
 4.オーバーレイ パテの部分にエポ(接着剤)をひたしたカーボンシートを貼り付け強度を出します。ここまでくると完成型が見えてきます。

 あとはギアボボックス(←打ち間違えじゃない)などの小さめの物を作ったりします。
 フレーム班は作るものの都合上、直接飛行機の飛距離に関わるような役割ではないですが、いざ飛行機が落下したときパイロットの盾になるのはコックピットです。要はとっても大事な仕事です。また、全体設計もフレーム班には関与しないため、自由に設計することが出来ます。
 フレーム班は「締めるとこは締める、締めないところは締めない」をモットーに仲良く活動しています。興味を持っていただいたなら、ぜひフレームにお越しください。ゆるく歓迎します。

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駆動班

 駆動班はその名の通り動力伝達部を取り扱っています。我らがマイスターではチェーン式ではなくシャフトドライブ方式というものを取り入れているのですが…まあ、その話は入部して駆動班に入った人だけにしましょう。

 さて、駆動班の主な活動について紹介していきます。

 駆動班がすること、それは単純明快金属加工です。工作機械は旋盤、フライス盤などのみならず、ワイヤー放電加工、NCフライスなども扱います。また、チタンを切削出来るというのは他大の鳥人間サークルにも東工大の他ものつくりサークルにも無い特徴です!金属加工に興味があるけどやる機会が無いな~という人にも、金属加工を極めたい人にもオススメです!

 加工体験がしてみたいということがあればものつくりセンターで講習が行われているのでそちらを受講してみてください。

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フェアリング班

 みなさん、こんにちは!東工大meisterフェアリング班です。フェアリングとは、人力飛行機のコクピットの外殻の部品です。パイロットを真夏の琵琶湖の日差しや強風から守り、快適なフライトを実現させるとともに、落下した際にパイロットを危険から守るという非常に重要な役割を担っています。
 私たちmeisterのフェアリングは、発泡スチロールでの一体成型という形式をとっています。この形式をとっているのは人力飛行機をつくるサークル界隈でも非常に数が少なく、東工大meisterの技術力のなせる業と言っても過言でありません! 
 主な作業は、発泡スチロールから熱線を用いて大体の部品の形を切り出し、それをスポンジやすりを用いて設計の形に近づけていく、というものです。発泡スチロールは加工がしやすいので、性別、体力問わずに十分に作業することできます!
 さらに、フェアリングの設計も自分たちで行います!フェアリングの設計は、プロの設計をしている人も使っている超本格的なソフトを使って、空気の流れ、速度、パイロットの大きさ・パワーなどを考慮し、毎年一から設計しています!
フェアリング班のおおまかな紹介は以上です。このサークル全体にも言えますが、和気あいあいとしていて楽しいですよ!ぜひ私たちと一緒に「自分たちでつくった」カッコいい飛行機を飛ばしましょう!実物もあるのでぜひ見てみてね!

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TeamFRP

 Team FRPでは主に機体の骨組みとなる桁と呼ばれるパーツを制作しています。

 Meisterを含め、多くの鳥人間サークルでは桁の素材にCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊強化プラスチック)を用いています。CFRPはとても軽量でかつ強い強度を持ち、その性質から宇宙航空産業にも用いられています。過去にボーイング787に用いられた時は話題になりました。

 Meisterは桁を外注せず自ら制作していて、その制作技術のなかにはほかのチームには見られない特殊なものもあります。また、桁の強度は制作技術に大きく左右されるためやりがいのある仕事でもあります。

 骨組みと聞くと地味な印象を受けるかもしれませんが、作業自体も他の班に比べて大人数ですることが多く、楽しく和気あいあいと作業をしています。先端素材を扱いたい方や賑やかにものづくりがしたい方は是非Team FRPに足を運んでみてください。

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電装・操舵班

 電操班は、機体の状態を測定・記録するための各種計測器や機体の姿勢や向きを操作する操舵機構を主に制作します。
計測器の内容としては、機体の高度を測定する高度計、空中での速度を測定する対気速度計、プロペラの回転数を測る回転計、エンジン(パイロット)の馬力を測る出力計があります。そしてこれらが取得したデータを記録するロガーも制作します。
操舵機構の制作ではカーボン板を作ることから始まり、サーボモーターの取り付けといったことを行い最終的にコックピットのコントローラーによって動作する尾翼を作ります。

他にも他班が作業で用いる機器の修理・作成も行い幅広く活動します。電子工作の知識がなくても一から勉強できるようになっているので、興味がある人なら誰でも歓迎します!なお作業時間にはフレックスタイム制を導入しているので比較的融通がききます。

電装系が原因でMRJが延期しているように、とても重要な部分を担当していますが頑張ったら頑張った分だけすごーい!ものを作れるのが電装系です。一緒に素晴らしい装置を作って行きましょう(ノ≧∀)ノ

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全体設計

全体設計はその名の通り人力飛行機全体の設計を行います。もちろんプロペラやフェアリング、駆動部品といった各パーツはそれぞれの班に設計を任せますが、巡航速度の設定や主翼設計など、飛行機の性能に根本的に関わってくる部分は全体設計が担当します。各班に作ってもらうパーツも、全体設計がスペックを指定しないと設計が始まりません。また、自分たちの機体で改善できる点がないか、普段からアイデアを探しています
  更に設計以外にも、製作中に起きた問題に判断を下したり、テストフライトで指示を出したりと、いろいろな仕事があります。航空工学(流体力学とか材料力学とか)の知識はもちろん、チームをまとめていく能力も求められるのです。全体設計志望の方は、知識があるに越したことはありませんが、今なくても全体設計になれないということはありません。むしろやる気やモチベーション、人望の方がこれから勉強したりチームを引っ張っていくのに必要になってきます。
  我こそはMeisterの全設に、という方をお待ちしています。

車班

 車班は車体の設計、製作を行います。

 エコノムーブの車体には様々な性能が要求されます。人を乗せて走行しても変形せずに形状を維持するほどの剛性を持ち、年数回の大会で2時間走り続けられるほど頑丈であり、それでいて少ないエネルギーで走るために軽量で、空気抵抗の少ない車体。安全なレースのためにドライバーの十分な視野の確保や車体の中の僅かなスペースに収まり、確実に動作する操舵系などなど、難題が山ほどあります。

 車班は少人数であるため、全員が設計に関わりこれらの問題を解決していきます。少人数であるために自分のアイディアが車体に反映されやすく、やりがいを感じることができるのも車班の一つの魅力だと思います。

 また、車体の製作には、旋盤、フライス盤といった機械を利用して金属パーツを作ったり、カーボンを成形してボディを作ったりとやることは幅広く、モノづくりが好きな人も満足できるでしょう。大会が一回ではないため、車体を少しずつ調整していくことができることも魅力かもしれません。

 エコノムーブの大会には多くの強豪チームが存在し、上位に食い込むことは大変です。しかし、エコノムーブはアイディア一つで結果が大きく左右される競技であり、マイスターの技術力であれば、アイディア次第で上位争いをすることは可能だと思ってます。

 モノづくりの経験、知識がなくても大歓迎です。『モノづくりをしてみたい』『自由な発想でのびのびと設計、製作をしたい』という方はぜひ車班に来てください!
 お待ちしております。

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エレキ班

・エレキ班って何?

 エレキ班はエコノムーブ部門(電気自動車)の中でも電気関係を扱っています。
大きく分けて2つの種類があるのでそれぞれについて説明していきたいと思います

・パワー系

 パワー系は主に電池とモーターの間の回路設計をします。電流電圧制御の要であるDC-DCコンバータや、エネルギーを効率よく利用するためのキャパシタを取り扱います。大会コースに合わせて回路を変えています。

・ロガー系

 ロガー系では電源電圧や電流、速度など様々な数値を測定する回路を製作します。我々はこの数値をもとにどこでどれだけエネルギーを消費するか、電池にはあとどれだけエネルギーが残っているかを判断し、作戦を練ってゆきます。

・まとめ

 エレキでは上記以外の様々なこともします。その過程で様々なことが学べます。大電流、大電圧の取り扱い、回路設計、チョッパ回路、エネルギーマネジメント…

 「大電圧、大電流を扱ってみたい」「電気自動車に興味がある。」「電気回路を作ってみたい」「プログラムをしてみたい」少しでも興味がある人はぜひ来てください。

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パイロット

仲間が最高の機体を作り上げるように、自分自身をどこまでもチューンアップして最高のエンジンとなる。そして力の限りペダルを回し続けて、どこまでも機体を飛ばす。これがパイロットの使命です。部室にあるエルゴメーターやロードバイクなどを使って日々トレーニングに励みます。
併せて操舵の勉強なんかもします。ものつくりサークルにおいては少し変わったポジションです。・・・まあでも、身体だって「もの」だよね!集え、体力自慢。