2007年05月の記事です。
書いた人: のぶひ(2007/05/07 01:44:43)
この一週間の間で、回転計に使われるセンサの赤外線が、スリットを透過していたことがわかり、スリットにアルミテープを張ることによってこれを解決しました。これが桶川での不調の主な原因と考えられ、また、水曜から木曜日にかけて行ったロガー系統の耐久試験でも問題なかったので、満を持して今回TFに望みました。
そして、実際TFでは全計器うまくいき、ログも取れたかに見えました。
が、帰ってログを見たところ回転計のログが途中から異常値を記録していることがわかりました・・・ 電装一同徒労感に打ちひしがれているところです(/_T)
書いた人: のぶひ(2007/05/01 00:52:54)
今回TFにはロガーのハード面、ソフト面を改善して臨みましたが、ロガー系統に前回と同じようなトラブルが起こりました。
例によって水曜日の回転試験、およびセットアップ開始直後には問題は無かったのですが、セットアップ完了後、一回目の滑走で回転計の値が異常値を示し、二回目の滑走からは、0のみが表示され機能しなくなりました。さらに、その後、気速計の表示も0のみとなり、高度計と舵角計だけが正常にログが取れました。ただし、最後の滑走では高度計のログも取れていなかったようです。
帰ってから調べたところ、気速計に関しては電源ラインに断線が生じていることが分かり、これは修正しました。
ロガー、回転計に関しては、ソフト、ハード両面において、問題の原因と改善策を模索中です。
また、水曜日にコクピ班の協力を仰いで、ロガー系統の耐久試験を行いたいと思います。できるだけ桶川おける状況を再現して、対策の効果の実証、および問題の把握に生かそうと思ってます。
強風と雨のため、セットアップ完了後一度もフライトは行わずに撤収しました。今回はついてなかったですが、こんなこともあるだろうということでみんな冷静でした。
電装に関しては、コントローラのLCDが接触不良を起こし、表示がなかなかうまく行きませんでした。使用回数が増えるごとに、接触が悪くなっているようです。また本番用ロガーの片方が不調(送信要求ができていない?)でした。いずれも次回までに改善します。
今回は、前回からブランクがあったということで電装三年はなんとなく気が抜けていました。目を覚まさなきゃだめですね。