にさとが書いた2008年10月14日の記事です。
書いた人: にさと(2008/10/14 16:40:03)
いいですね。新計器!ピッチ角計!うまく動作するとよいのですが。
加速度センサを使うのとジャイロセンサを積分するのとどちらが良いんでしょうね。
ジャイロセンサを積分した方が精度が出そうな気がしますが…こればかりはやってみないとね。
ところで先日V字を見たとき,凹部にエポがちゃんとしみてないような部分があったけど…そこは大丈夫?
積分すると誤差も加算されていくのが問題なんですよね。
前にどこかで、基本的にはジャイロの積分から傾きを出して、ある程度の時間ごとに加速度センサで出した傾きから補償をするという構成を見たことがあります。
V字は、壊れれるときはあっさり壊れる部品なのでたくさん練習しといたほうが良いですよ。
コメントが遅くなってしまい申し訳ありません。
> 五味さん
ひとまず加速度センサを使ってやってみて、後々ジャイロも試すと思います。
またアドバイスなどありましたらよろしくお願いします。
> 川田さん
実は先日、制作したV字が事故により破損しました。
ご指摘のあった部分も含め制作の未熟さも大きな破損の原因かと思いますが、制作方法なども指摘されている部分があります。
今年度は制作方法を見直すかもしれません。
にさとさん
加速度センサを使う場合は、重力加速度以外の加速度との切り分けが問題になると予想されますが、定常飛行状態でどの程度ノイズとなる加速度があるのか分からないので、作ってみないとなんとも。
飛行機に乗せたときとは違う実験条件にはなりますが、早めに作って自転車に乗せて走り回ったログを見てみるとかぐらいしか思い浮かびません。
『通常運用条件下以外を含むいかなる状況でも破損しないV字』というものを考えているのだとしたら、それはただの過強度だと思います。一方で、剛性不足は操縦性能の低下を招く・・・と経験的に言われています。せっかく制作方法を見直すのならそのあたりも考えてみてはどうでしょう。
2か月放置してしまい本当にすみません。
>五味さん
ピッチ角計ですが、加速度センサはとりあえず置いておいて、今はジャイロセンサを使ったものを製作しているようです。やはり苦戦しております。
V字についてはコア材を変更しましたが、実際に試してみないと何ともです。
こんにちは。
09年度Meister人力飛行機部門 操縦・電装班主任の佐藤と申します。
先輩方が引退されて2ヶ月、1年生が班所属し新体制が発足してから2週間、更新が今更になってしまい大変申しわけありません。
筆無精な自分ですが、今後も出来る限り活動報告をしていきたいと思います。
生温かい目で見守っていただけたらこれ幸い。
さて、今年度は1年生が3人加わり、2年生2人、1年生3人の5人で活動していきます(ちなみに全員男です。東工大に期待してはいけません)。
現状では皆仲がよく(特に1年生間は危険なほどに・・・)、主任としては一安心です。
現在は各々の担当計器製作に向けて、班員一同奮闘しております。
本年度搭載予定計器、担当は以下のようになります。
2年
佐藤:コントローラー、電流・電圧計
須田:ロガー、表示器、高度計
1年
下平:回転数計
藤野:ピッチ角計
宮島:気速計、電子メトロノーム
本年度新たに搭載させる予定の計器はピッチ角計(機体のピッチ方向の傾きを測る計器)です。
詳しい仕組みや仕様などはまた追々報告できたらと思いますが、現状では重力加速度センサーを利用する方法を考えているらしいです。
話は変わりまして、操縦系作業について。
夏休み中にV字積層を試験的に行いました(V字とは尾翼とテール桁の接合部分のパーツです。ウェット積層で制作しています)。
主な目的はノウハウを思い出すこと、班員の製作技術向上、本年度の制作の指針決めです。
ブランクやハプニングなどで難航しましたが、とりあえず無事完了。
硬化不良は見られませんでしたが、先端部の角にしわが寄ってしまい、残念なものになってしまいました。
とりあえず、班員全員が制作のノウハウを思い出すor覚えられたということで、第一の目的は達成です。
本年度のV字の指針については現在検討中ですが、設計主任などと話し合って結論を出したいと思います。
それでは今回はこれにて失礼します。