2007年08月の記事です。
書いた人: いな(2007/09/01 00:20:44)
書いた人: いな(2007/08/25 00:37:22)
代が変わってはじめて桁を巻きました
今回は迎角調整器巻き
今日と一昨日で2回、コクピ班とFRP班(両方とも全員集合でなかった)で巻きました。(設計としては巻いてるのを見てたり、少しだけ参加したり)
ってか今、2回目のを焼いてる最中。
良いペースで巻いてます。
ってか正直秋にテストフライトしようと思うと急がないとヤバメ
径は30mmと細くてply数も少ない桁なので(それでも過強度なくらい)、楽勝で巻いてもらいました。
と思いきや、意外とブランクのせいで、、、(以下略
製品自体はいいものが出来上がると思われるので良いと思う。
秋のテストフライト用の作業的には進んでるけど、次の機体の設計の仕事としてはあんまり進んでなくてごめんなさい。手が止まってる感じです。
ところで、今回の桁巻きに参加した人には↓のような紙が来たという話を聞いたのだが、なんのことやら、、、
書いた人: いな(2007/08/20 23:06:57)
今日はA桁の補修をコクピ班にしてもらった。
A桁に小さなクラックが入っていたところに1層やすって(クラックは1層目までしかなかった)オーバーレイしてもらった
1年生に真空パックを作ってもらったみたいだけど、1回目からかなりうまくできたようで真空引きしてるのに音がとても静かで、稼働してるのかどうかがわからないくらい。静かな夜が過ごせました。
ここ何回か、自分で真空を引くときに気をつけていたにも関わらず音が鳴りっぱなしだったので才能に嫉妬
やはり真空パックはかなり気をつけて作るべきなんだなと。
教訓でした
オーバーレイ:カーボン生クロスに主剤(エピコート)と硬化剤(TEPA)を混合して作るエポキシ樹脂を含浸させてCFRPパイプにくっつけること。補強したり、桁の相貫の際にする。オーバー(重ねる)レイ(層)。
真空引き:オーバーレイしたときに圧着させるためと空気を抜くために離型フィルムにブチルテープで周りをふさいだ真空パックを作り、真空ポンプで空気を抜くこと。真空パックの下にはピールクロスとブリーザーをはさむ。ウェット積層でも同じ。
他の大学だとオーバーレイしてもテープで圧着しているようだが、気泡が入る危険と均一に圧力がかかることを考えれば、真空引きが優れていると思う。
で、デンソー(ダイソーに似てるなぁ)日記にあったので、少し報告(涙
【エポ硬化実験】
ダイソーのV字積層で激しく硬化不良だったので、主剤:硬化剤の割合がどのくらいが良いのか簡単に実験してみた。
[主剤:硬化剤100:8と100:12]
100:8はデソンーに自分が指示した割合。
簡単な実験ということで少量のエポしか作らなかったので硬化剤の量が調整できる最少単位である都合上100:12で対照実験。
それ以上だと100:16となり経験上明らかにすぐ硬化かつ、発熱しすぎて危険なので2つのみで実験。
通常よりも攪拌して、ドライヤーなしの条件下。温度は30度前後。湿度は夏にしては低め。
使った主剤は新しいもの。(古くはない的な意味で)
[100:8]
結果としては明らかな硬化不良。
混合から40分経ってやっと粘性が上がってドロドロになってきたと思ったら、そのままいつまでたっても硬化せず。
1日放置してみたら、一様固まってはいるが、柔らかいし、入れたままの割りばしが抜けるほどゆるい。
エピコート臭もするので明らかに硬化剤不足。
[100:12]
完全硬化。もちろんエピコート臭もしないし、エポ的な硬さになった。
混合から40分後に積層にはかなり使いにくい程度にまで粘性があがった。
ドライヤーを使わず、40分で使いにくいレベルならかなり実用的だと思うので夏でもこれからはこの比率前後で行うことにします。
とこれから積層するであろうヂソリー班にも言ったし、コクピ班にも口頭で言ったから、FRP班にしか有益でない実験報告でした。
いまごろショタは岩手で牛に乗ってポケモンしてるんだろうなぁ
書いた人: いな(2007/08/13 23:46:13)
基本的にお盆休み休みなのか、活動してる人は少ないこの何日かです。
コクピ班と電装班と自分くらいしかいません。自分も明日から何日か消えるのでお盆明けに人が増えて作業場がにぎやかになるのが楽しみー
ってことはいいとして、設計として、ここ何日かCFRPを見続けた結果を報告します。
A桁のクラックも簡単な補修で問題なし
B桁にはクラックなし。気泡の進展もなし(そもそも眼で見て気泡の進展が発見できるのでしょうか??という疑問にもなってきた)
C桁には細かいクラックが数か所。ここも補修でOK
D桁は不思議なくらい無事
って感じです。すごく丈夫で良い桁です。
やっぱりTeamFRPとして桁を巻いてきただけあって、愛着のわく桁です笑
何日もずっと近くで見て触診し続けたからもうしばらく見たくないさらに親近感が沸いた
お盆明けには細かい計算結果を報告します。
お盆中にもろもろのプログラム書いてきます。パソコン触ってもニコニコしててごめんなさい。
To 現役・OB
これから数日間小倉庫・大倉庫が閉まってることが多いかもしれません。来ても閉まってるかもしれないのでご注意を。
前の日記でFRPが作業してるってのを書き忘れてた笑。
サーセンww
書いた人: いな(2007/08/11 02:13:49)
翼班は朝から試験翼のマスター作り。
コクピ班は昼から夜まで上田補修。ひたすらカーボンやすり。
電装班コントローラ担当は夜から深夜までプログラムとにらめっこ。
エコノ部門エレキ班は昼から1年生の体験作業としてミニ四駆を改造してエコラン大会を部室で開催
設計は暖かくみんなを見守る。
朝から深夜まで桁とにらめっこしたり試験翼用にたわみ計算してたりもしてました
そんな8月10日でした。
マイスター内部では心配されていたD桁について詳しく検査したので報告します。
【その前に前置き】
マイスターの桁は自作手巻きのシートワインディング方法で製作しているCFRP薄肉円筒パイプです。
翼は7分割されていて、中央よりA・B・C・D桁と呼んでいて、それぞれ左右があります。
そのなかでもD桁はテーパー桁で軽量化に大きく貢献してる大事な部分です。A・B・C桁はply構成をうまく組み合わせた疑似テーパー積層。
CFRPパイプを巻くにはマンドレルが必要なわけで、D桁にはGFRP製でゲルコートコーティングしてあるものを使っていました。
そのD桁マンドレルが去年の使用で寿命を迎えてしまって、補修しようにも困っている状況なわけで、また同じものを巻くのはできるだろうけど難しいのではないかと思っています。
【本題】
翼飛造の機体のD桁を調べた結果、小さなクラックが左右1つずつだけだったので、翼飛造でのテストフライト(秋TF)では簡単な補修だけで済みそうです。
もしかすると来年度の機体にも使えるかもしれませんが、使うかどうかは設計としてかなり大きな判断になるのでもうすこし保留で。
良い案があれば教えてもらいたいくらいでw
あ、写真とかは自分のデジカメの調子が良くなってからUPします。
まずは最近の報告から
今日、近所のマイスター行ったんです。マイスター
そしたらなんか大倉庫に入って作業したんです。
で、よくみたら「すきやまつや」を立てなきゃいけないとか言うんです。(自分が)
もうね。アホかと。馬鹿かと。
お前らな、精度が必要な作業を二人でやったよ。レーザーで。
レーザーだよ、レーザー。
なんか垂直とか見えるし。三寸スコヤとか使ったし、精度でたよ。
FRP主任なんて、もうすぐテストがあるとか言ってるの、もう見てらんない。
テスト前っていうのはもっと団欒としてるべきなんだよ。
U字テーブルに似てるから「すきやまつや」って名前の部品なんて、FRP班とコクピ班くらいしか認識してない、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。
FRP主任様は作業してくれたよ。してくれた。小6時間してくれた。
お疲れ様、これだね
朝から暗くして緻密な作業、素人にはお勧め出来ない。
ということで、翼胴接合部品が付きはじめて通称「秋TF」に向けて翼班に桁が渡せる目前まで来ました。
ってこれってFRP日記で書くべきだったような気もする
翼班は試験翼1号を作って荷重をかけてたわませて様子をみてたりもしてた。
これは後々WEBに試験結果を上げるのか、結果は秘密にするのか。
翼班にお任せ。
コクピットも地道ながらもものすごいスピードで作業してるし、
デンソーも作業開始な感じ。
最近更新してなかったけどここのとこのマイスターはそんな感じです。
設計としては、変態設計を考えつつも過去の偉業にすがりつく。
すがりつくが故に完成されている部分が多いことに改めて思いをはせる。
故に自由がなくなる。
って感じで妄想ばかり膨らむ毎日です。
明日から
1年生は模型飛行機大会が始まる。
1年生にオモリ(単一乾電池2本)を乗せた模型飛行機をどこまで飛ばせるかを競う競技で、最低10mは飛ぶことが科せられる。
今年はどこまで距離が伸びるか楽しみ。
今年は変わった機体
(無尾翼機)も飛んでくれることに期待去年の自分は・・・・・・作業は面白かったけど・・・・・当日は思い出したくないOTZ
そろそろ写真を入れた日記を公開したい。
読んでくれてる人には汚い日記で申し訳ないです。