2011年8月の記事です。
書いた人: ks | 11/08/27 00:37
後半のなんかOBになって桁巻きしてる横で日記書いている糞OBです。MO2さんの日記が完成しきっていて書く気なかったんですが・・
一個上の元主任に脅されて書いてます
今までFRP日記で書かれなかった黒歴史について語ろうと思います。
タブーは破るためにあるとな
初春の日記の続き
悪夢のクリスマスで設計ミスが発覚して、C桁が一気に2本再履になってしまいました。
一本目のC桁2年だけで巻くと言っていたが誰ひとり手伝いに来なかったのは
絶対に許さない。
仮に1年尾翼再履になって落ち込んだとしても
まあここまで桁巻いていれば特になんも問題なく再履桁は終わったのですが、
試験終わってもカーボン板が届かず、カーボン板待ちが2.3週間あった気がします
そんな待ちの間に初春とMO2の野郎が帰省するという いやマジ〇したい
FRPにはカーボン板を使って桁リブやらを大量生産しないといけないです。
このとき主任と自分は人の足りなさを嘆いて、主任なんか毎日7時に大学に来て作業したんですが、その結果は
ボール盤やらリューター使ったら案外早く終わって、たしか主任の頑張りすぎでした。
3月10日ついにFRP班員にとっては一番恐ろしい桁試験の日訪れるのです。
ピザだけど身長がある私が神様になって上りました。
思ったよりはるかに恐ろしかったです。なめてました。当日アドバイス下さったOBの方々ありがとうございました。
問題の桁試験ですが、半年近くたってから報告しているので何かしがあったわけです。
1倍荷重まで何も問題なかったんですが、1.25倍荷重の際重りが残りわずかの時一つの重りが地面についてしまって、桁が回ったのです このとき本当に心臓が止まりそうになりました
まあ折れませんでしたけど それ以前に1.25倍荷重はプラットホームから落ちた時を想定しているんで、今年のフライト考えると1.25倍荷重なんていらなかった。
桁には0度のフランジがあって、桁回転したら強度が弱くなってしまうのです。フランジなんていらなかった。
途中で干されて日記最近書いてなかったんで書き方がよくわかんなかったです。
OBになって後輩が1ply6時間かかっているのにやにや見るのは本当に楽しいです。
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書いた人: neue | 11/08/24 21:27
Team FRP 前主任の佐橋です。neueのアカウントから失礼します。
始めに断っておきますが、普段のFRPの日記を楽しみにして頂いている方にはつまらない内容になります。
ご容赦ください。
日記で文章書くのは2回目になりますね。あの頃はまだ桁巻きの最中でした。
あれから本当に色々なことがありました。
クリスマスのA桁巻きまでは、例年以上に早いペースで桁巻きが進み、極めて順調でした。
しかし、A桁巻きの直後、クリスマスの悪夢から年末にC桁2本の再履決定。
C桁2本の再履を終えてからは、カーボン板の到着遅れにより桁試験が大幅にずれ込み、
満を持して迎えたはずの桁試験でまさかの失敗。
散々ずれ込んだ日程のせいで、再試験も行うことができませんでした。
TFでは、桁の接合部周りで今年も度々迷惑をかけました。
他にも、細かいところでのトラブルはいくつかありました。
情報伝達のミスを含め、桁に関わるところは全てFRPの責任です。本当に申し訳なく思っています。
TFや本番でのフライトを通じて、パイロットの安全を守ることができたことだけが、唯一の救いです。
度重なるトラブルにも関わらず、私を信頼して協力してくれたMeisterのメンバー、
そして最後までついてきてくれた班員には感謝しています。
今年の桁は、品質的にはここ数年で最高のものができたと自負しています。
しかしその桁ができたのは紛れもなくMeisterのメンバー全員の協力があってこそです。
FRPだけの力では到底できるものではありません。
きつい徹夜作業でも、毎週、不満も言わず長時間参加してくれる人がいたからこそ、
こちらも最後までやり切ることができました。ありがとうございました。
班員たちは日記では好き勝手やってますが、
(真面目な内容を期待されている方には、この場を借りてお詫び申し上げます)
(でも、鬱な作業をネタにして楽しんでこそFRP)
何だかんだで、各々が自分の仕事をこなしてくれたことは確かです。
そして何よりこの班員たちと一緒にやってこれたことが楽しかったです。
また、桁巻きの度に差し入れを持ってきてくださった先輩方、本当にありがとうございました。
今年はtwitterのおかげもあって実に多くの先輩から差し入れを頂きました。
今年の失敗から得た教訓は一つ残らず後輩に引き継ぎます。
来年度もTeam FRPを暖かい目で見守って頂きますようよろしくお願い致します。
2011年度 Team FRP主任 佐橋
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書いた人: MOⅡ | 11/08/23 21:16
始めに真面目にFRP日記を更新すると約束したな。 あれは嘘だ。
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書いた人: neue | 11/08/21 14:29
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書いた人: ui | 11/08/20 13:53
どもお久しぶりです。frp日記の最後の更新から3カ月もたってました。
気付いたら鳥コンも終わり、テレビ放映も終わり、どこぞの動画が大人気になってたワロス
他の班が最後の活動報告をしているみたいですが、frpはこれが最後ではありません。
今までここに書けなかった活動がかなりあるのでこれから日記係が全力を挙げて更新します
まず、中でも一番記事にならないクリスマスの桁やすり事件について書こう思います。
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もうお忘れの方も多いと思いますが12/24、世の中がクリスマスイヴをやっている頃。
frp含むMeister部員はやっとA桁を焼き終わり、ほとんどの人は家に帰っていきました。
そんな中、桁やすりはひっそりと始まったのです...。
(Meisterでは桁の接合部をやすってはめあいを出します。詳しくは翼班日記参照)
12/24 21:00 桁やすり開始
「こんなの一瞬で終わらせてやんよ」
21:10 早くも飽き始める
23:00 冷蔵庫に差し入れのケーキがあることを思い出す。
→「クリスマスパーティやろうず☆」
(かなり前の)某元設計さんと(もっと前の)某元代表さんがなぜかその場にいたようないなかったような。
24:20 frpがようやく本来の仕事を思い出す
24:30 主任様到着。
そして...
12/25 2:00 世間が幸せに包まれている頃。
「えっあれ、なんか90°層見えて...?」
「もしかして:やすりすぎ」
_ ____
| \ /__∧_∧_\
|─ |========= (^ω^)  ̄ <どうしてこうなった!!
 ̄ ̄ □( ヽ┐U
◎->┘◎ キコキコ
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やすりすぎの場合、上からオーバーレイする必要があります。が、今回はfrpが計算した結果、どうやら設計ミs(ry
その後は長くなるので割愛。日が昇るころ、frpは灰のようになって帰って行きました。
なぜか年明け早々、駆動班が接合部マンドレルをつくり直したりもう一度桁を巻きなおしていたという目撃情報があるようです。
この桁があまりに不憫なのでみんなで記念写真を撮りました。
やっぱりfrpはクリスマスなんてやってはいけないらしい。そげぶ
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そんな犠牲を出しながら完成した桁ですが、最後まで折れることなく役目を果たしました。
回収後もかなり良い状態で戻ってきて班員も満足そうです
「どやっ」
私はこれで最後ですが、この後neueとMO2が中身のない日記を書いて最後に主任様が反省の文を述べるらしいです。さらに後輩がこの前行った練習桁巻きについて書いてくれるでしょう
つまりfrp日記はこれからが本番。
はじめまして。FRP 班2年のotです。
FRPの先輩たちの日記更新が一通り終わったようなのでこのまま流れを引き継いで今年度の日記を書いていきたいと思います。FRP連続更新企画はまだまだ続きます。
さてマイスターでは自作した炉で桁を焼いています。去年は炉を新造して使っていました。↓
ところが本番桁を焼いているとき炉の中央付近と境目付近では明らかに温度に差があるときがありました。
(ただ以前よりも改善されているらしい)
というわけで「炉の温度試験」をすることに。ただ一つ問題があります。
「桁を巻かなければ意味がない...」
というわけで他班の2年生にも協力してもらいました。そういえばその中に先輩もいたようないなかったような...
日付は7/15。まだ琵琶湖に行くどころか今年の機体の最終GSUもしていない。
長さ2mでたったの4層なので久しぶりの桁巻きは一晩で終わらせて焼きに入ります。今回はこっちが本番。
温度を詳しく計るためにたくさん温度計をつけてみました。桁の後ろのほうにあるのは全て温度計のコードです。
ちなみにご存じの方も多いとは思いますが桁を硬化させるためには130℃を90分間保つ必要があります。許容誤差はプリプレグのスペックシートによると-0~+5℃らしいです。
そして130℃定常中の結果がこちら。
.........。
(どうしてこうなった!!)
やはり炉の境目付近の温度(グラフの赤と黄色)が低い結果になりました。
とりあえず炉の改修もしくは新造が必要なようです。