KYTが2018年7月 5日に書いた記事です。

18年度パイロットより最後のご挨拶

書いた人: KYT | 18/07/05 07:35 | コメント(0)

こんにちは。

ご無沙汰しております、パイロットの清田です。

 

 

代表の記事にもあったように、今年度はフライトを断念しました。

大学に入ってからというもの、飛行機を飛ばすことだけをめがけていろいろやってきました。

ですからチームとしてはもちろんですが、個人的にも非常に残念です。

ただ同時に、この決定に踏み切れたことをうれしくも思っています。

 

乗り物を作るときに最も優先すべきは安全性です。

危険な機体はパイロットだけでなくフライトを支えるクルーにまで被害を及ぼしかねません。

この点に関して慎重になりすぎるということはありません。

 

そして、Meisterというサークルは非常に長い歴史を持っています。

時代は変わり、技術も知識も環境も変わっていくなか、体制の見直しはどこかで必ず必要になるでしょう。

チームの未来のために今すべきことは何か、これをしっかりと見極めることも重要です。

 

慎重自ら持し、敢為事に当る。

僕自身の座右の銘でもあるのですが、こうあってくれるチームのことを誇りに思います。

 

 

僕自身、もともとパイロットになりたくてこのチームに入ったわけではありませんでした。

細部まで練られた、極めて精巧で、どこから見ても美しい飛行機をみんなで作って飛ばす。

これが僕の動機であり、目標でした。

そのためにできることは何でもする、何かするならそのためのことでなければならない。

美しい飛行機ならおのずと優れた結果がついてきますからね。

僕はそれを用意してくれるチームに応えるためにトレーニングしていたわけで。

ものつくりは妥協の塊ではあれど、安易にそれを許すのは間違っています。

そんなタチなので、ただ飛ばすためだけに急ごしらえするのは僕にとっても性に合いません。

 

 

後輩たちにはこの悔しい気持ちを晴らしてくれるような素晴らしい機体を見せてくれることを期待し、微力でしょうが精一杯支援していきたいと思います。

素敵な後輩たちに囲まれました、彼らならすごい世界を見せてくれるでしょう。

 

 

これまで応援ありがとうございました。

そして、新生Meisterにこれまで以上のご支援をお願いいたします。

 

 

この曲を添えて、僕この曲めっちゃ好きなんです。流行らせて。

結月ゆかり(バッチオ) - ホシゾラの線とデイドリーマー

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32385441

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