2008年10月の記事です。

2008年10月16日 向井

書いた人: たか(2008/10/16 23:53:09)

~前回までのあらすじ~

東大F-tec様の差し入れやペラ班の隠し財産により銀のエンゼル二枚を手に入れたMeister人力飛行機部門はおもちゃの缶詰を倉庫に置くためチョコボールを買いあさる作戦に出た!

FRP主任、ペラ班主任が次々と当てていく中、どうしても手に入れることが出来ない設計。

画像2

設計「俺、銀のエンゼル五枚集めたら設計やめて実家(埼玉)に帰るんだ…」

はたしてMeisterに明日はあるのか…。

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10/3 ~4 にかけて巻いた桁について。
樹脂量24wt%と樹脂が少ないプリプレグを使ったにも関わらずエポだまりが出来ていたり、シートの重なり目に沿って大きく浮きが出来ていたりと課題が多く見つかる桁でした。
画像1
この桁は10/22(水)に破壊試験にかける予定です。今のところ曲げに対する45°層の寄与を調べるため、両端支持しての4点曲げする事も考えています。支持がすっぽ抜けそうで怖いです。

内径60mmで最外層が45°層でかなり変形しやすい桁になっていますから、注意して試験を行わないと想定より弱い結果が出てしまいそうです。
過去資料にも最外90°入れていなかったことによる見た目の強度の低下についての話がありましたし。

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上の件とは別に今週末、10/17(金)~18(土)に試験桁を巻きます!
今回はply構成を[90/0/0/0/0/+45/-45/90]として、工大祭後に巻く対称ply構成の桁と強度比較をしようと思っています。

全然関係ないですが、上田と前田、後藤(*1)の相貫部付近に短い45°層を加えて重量増加を抑えつつコクピの揺れを減少させることも考えているのですが、どう試験するか悩みどころです。

(*1…それぞれMeisterにおけるコックピット周りの桁の名前です。上田が胴体部、前田が上田から伸びるコックピットのペラ側の桁、後藤が尾翼側の桁です。それぞれ別々に巻き、やすって形状を合わせエポで接着します。これを相貫と呼びます。詳しくは後々コックピット日記で解説があると思います。)

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