フェアリング班の日記です。

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2009年03月30日 大体完成(TF用)

書いた人: たか(2009/03/30 13:07:31)

最初の報告をしてから約1か月が経ち、すでに世間は春の陽気になっておりました。

フェアリング班は"とりあえず" テストフライト用の製作を終え、コックピットフレームに取り付ける作業に入っております。
☆取付作業中
画像1
この分ならギリギリ3月中にできそうです。

______________________________

上でとりあえずと述べた件について、簡単に書きます。
数日前、ヤスリがけを終えて形状保持などを目的としたフィルムを貼ろうと別の作業場に移動させる途中、
突風に吹かれてフェアリングが変形に耐えきれず粉々になってしまいました。
☆修理中のフェアリング内部
画像2
☆同 外面
画像3

原因としては
・移動中に自分がいなかったこと、風の状況を楽観的にみすぎたこと
→状況判断すべき自分が焦り過ぎて正しい判断が出来なかった上に移動時に違う場所にいた、という危機感の欠如がこの結果を生んだと思っています。
パイロット含め皆に申し訳ありません。

・パーツの界面の接着が甘かった。接着面が狭くなってしまった。
→発泡スチロール同士の接着時に圧力が足りない部分があり、接着が甘い部分がありそこから破壊が進んだ。ヤスリがけの際に接着している接着面までやすってしまった。

・攻めすぎた
→多くの部分が2~5mm くらいしか厚みがないため、フィルムがない状況では変形しやすくなっていた。

などがありました。
本番用への課題として
・製作方法、手順の確立
・製作精度を高める方法を編み出す(?)
・こ わ さ な い 

をあげて作業していこうと思います。

この記事へのコメント(1)

  • null [     オラに発泡ボンを分けてくれ!         ‐'...]

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2009年03月01日 やったね!もう3月だよ!

書いた人: たか(2009/03/01 22:54:42)

ようやくフェアリング班日記を書こうと思います。
こっそり全体設計と兼任しております。
更新日時がうちだけ"nullpo "になっているとは意外でした。
本当はもっと更新するはずだったのですが、

第一の機会
・現在設計中です!今年もsolidworks で設計しようと思っています^^
→兼任している全体設計との兼ね合いが忙しすぎて忘れる。

第二の機会
・設計完了しました!これが今年のフェアリング(TF仕様)です!
→設計が遅れてそれどころじゃなくなる。

因みに今年のTFフェアリングはこんな感じです。
画像1
窓もインテイク、アウトレットもあけていない中途半端な段階の画像ですみません。
今手元にデータがないので…。

第三の機会
・現在パーツ切り出し用のマスター製作中です!一年生がかなり頑張ってくれています!
→途中で図面のミスが発覚してそれどころじゃなくなる。

マスター製作中の様子
画像2

第四の機会
・マスター製作も終了したので、パーツの切り出しに入りました!
→この段階でフェアリング日記を書くためのアカウントを持っていないことに気づく。

と最低でも4回は更新しなければならなかったのを見事にスルーしてしまいました。
とりあえずダイジェストでお送りしました。

現在の切り出し状況はこんな感じです!
画像3
画像4
中にいるのは手伝ってくれているうちの代表様です。

今後はウェブマスターを"ガッ!"する勢いでしっかり更新して行こうと思います。

因みに今日パーツの切り出しが大体終わりました。
画像4
実は明日翼桁を全て接合する"桁接合" があるのですが、終わり次第残りのパーツを切り出してやすりに入りたいと思っています。

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2008年10月02日 昨年度フェアリング全データ

書いた人: ケイ(2008/10/02 23:44:08)

引継ぎ資料を書くついでに。
僕からは最後の更新です。
現設計兼現フェアリング主任のたかさんに質問された値も載せておきますので、よかったら参考にしてください。

全形

図面

表面デザイン


設計コンセプト:
・全発泡スチロール化による、シェル構造の実現およびそれによる薄化軽量化
・三次元設計を製作に反映させ、三次元曲面の実現による多方面の風に対する応答の改良
意匠デザインコンセプト:HORIZON、水面
テーマカラー:青
素材:ボディ部 発泡スチロール(50倍)
   キャノピ 0.4mm塩化ビニール板
外装 カッティングシート
   表面 熱収縮フィルム
   赤外線紫外線カットカーフィルム(キャノピ部;透過16%、ボディ断熱用;8%)
   使用接着剤 発泡スチロール用ボンド 両面テープ
重量:発泡スチロールボディ部 850g 
   キャノピ        300g
      合計      1150g
全高:1213.88mm
全長:2374.71mm
ペラ間距離:100mm
側方投影面積 1.820715m^2
前方投影面積 0.5692m^2
理論抗力:7.5N
使用翼型:MEISTERYOKU
ボディ最厚部10mm
ボディ最薄部1mm
ボディ構造:100mm 9層 200mm(フネと頭上部フィレット) 2層
製作法:切り出し法(100mmパーツ)
    削りだし一体成形法(200mmパーツ(フネおよび頭上部フィレット))
全パーツ数 52点
マスター総数 164点
使用ヤスリ:スポンジやすり、金やすり
材料発泡スチロールブロック総重量:15kg
インテイク 空冷インテイク:全面ノーズ部に2つ
      パイロット呼吸インテイク:キャノピ部に1つ
アウトレット 後部に4つ パイロット側面に2つ
設計ソフト:solidworks2007,2008
解析ソフト:COSMOSfloworks
外装デザインソフト:IllustratorCS

ボディ内側断熱フィルム


断熱フィルム位置

下部固定材


                        以上。
現役生これから頑張ってください。
                      

この記事へのコメント(1)

  • OB [たった2年でだいぶ変わったもんだなぁ…。]

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