こむ@設計が2010年9月18日に書いた記事です。

本日一二〇〇より第二桁破壊試験

書いた人: こむ@設計 | 10/09/18 23:46 | コメント(0)

というわけで桁破壊試験でした

えーっと

今回の桁破壊試験は前回とは異なるミスが生じました

 

ひずみゲージの貼る位置もおもりつるす位置もあってましたが

桁が軸周りに少し回転していましたorz

だいたい15度くらい?事後の写真から計算したけど微妙

しかも気づいた直後にやり直す隙も与えられず折れたっていう

 

試験桁のPLY構成は

[90/フランジ(60)/45/45/フランジ(50)/90]

 

全通の完全な0度層を取っ払って、フランジのみにしたらどうなるかという試験でした

一応15度ずれた状態での破壊部分での内部応力も計算しましたが0.52~0.6GPaくらい...

ひくっ

まぁ前回よりもさらに早く折れたので当たり前っちゃああたりまえなんですけど

 

さすがに完全な0度層がなくても断面二次モーメントだけでいえば15度ずれても数パーセントしか減らないのでたわみ的には問題ないはずなんですが

 

あれ?たわみ大きくないっすか?(^_^;)

 

と誰もがおもりをかけていく途中で思ったはずです

僕も思いました

というか実際大きかったです

 

前回が桁のどの部分でもだいたい予測値の1.1倍くらいたわんでてシート古いしそんなもんかと思ってましたが

今回はだいたい予測値の1.3倍くらいたわんでたw

単純なたわみ量でいえば前回よりも1.5倍くらいかも

 

それもこころなしか桁の端のほうが変位が予測より大きい

要するに桁の中心で大きく曲がっている?

 

写真から無理矢理たわみを見たので何とも言えませんが、確かに桁の中央のほうの出来がひどいとか話はあったのでそれのせいなのかな...

それとも全通0度層がないからたわみが大きくなったか

あるいは15度しか軸が回っていないというのが実はもっと大きく回っていたとか?

いろいろな疑問が浮かびましたが

 

とりあえず次こそはノーミスで桁破壊試験しよう...

そう心に誓いました

 

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