工大祭模擬店

今年は10月23日24日に工大祭が行われました。
1年生は二つの班に分かれて模擬店を出展しました。
模擬店責任者の山田君と高見君にそれぞれ焼き魚班と焼き鳥班のレポートを書いてもらいました。

焼き魚班

いきさつ

今思い返せば私達の班では当初、ドーナッツを販売する予定でした。しかし諸事情（≒準備が面倒だった）により、変更を強いられることになりました。ドーナッツの反省を活かし、準備が簡単なものをと考えつつも、ありふれたものを出したくないという考えもあり、辿り着いた答えが焼き魚、具体的にはシシャモとサンマとその他の販売でした。

一日目

開店して三時間ほど経っても一向に客足が伸びない。このままではまずいと考え、周囲の店が営業をしている中、自分達だけリフォームを始める。というか外装を全て取り除く。

すると・・・じわじわと客足が伸び始める。複雑な気分で営業を続けていると、Meisterの中の人がやってきたので売り上げに貢献してもらう。

その後も営業を続けるがいまいち客足が伸びず、売れ残るのではないのかという危機感がつのる。ここで代表が妙なリーダーシップを発揮。

「じゃあ原価割れで。」

班員の反対を押し切り、強引な値下げを断行。すると・・・あれ？売り切れた？？
微妙な後味の悪さを残しつつ、初日の営業は終了。

二日目

開店後、順調に客足が伸びていく。前日の経験によって魚の焼き方が上達し、売り歩きが好評だったこともあって昼過ぎ位から需要が供給を超える。

日が落ちる頃には在庫が僅かになり、魚を買ってきて追加する。

そのまま順調に終わると誰もが思ったその時、炭火台が・・・壊れた？
飛び散る焼炭、×××レンタルめ！
しかし応急処置をして販売を続行。そして、

祝・完売！！

喜ぶ班員、その場にいなかった私。
そして全日の営業が終了。

終わりに

この模擬店は協力してくれた班員、そして当日来店して頂いた先輩、OB・OGの皆様に支えられたからこそ成功したものです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

文責　山田

焼き鳥班

今回の工大祭で、自分たちの班は焼き鳥を作ることにしました。
普通の焼き鳥を販売するだけでなく、目玉商品となるものを売りたかったので、パイン焼き鳥（ねぎまのパインversion)を売ることにしました。はじめはかなりネタ的なものでしたが、試しに食べてみると案外悪くはなかったので、JIZI（工大祭実行委員会）に申請することにしました。
しかし、JIZIに申請した後、JIZI側からパイン焼き鳥は保健所から許可がおりないかもしれないと連絡を受け、団体名（マナム＆パイン）を変えませんかと連絡を受けました。しかし、団体名の「パイン」は商品名に関係なかった（ある人のあだ名だったのですが…）ので、完全無視しました。その時はもしパイン焼き鳥が保健所から許可がおりなかったとしても、まあいいやと思っていました。
夏休み中はとりあえず商品の下見に川崎市の北部卸売市場というところに行き、そこで必要なものは買うことに決め、保健所に提出する書類を作成し、それをJIZIに申請しました。
夏休みが終わり、パイン焼き鳥についても保健所から許可がおりたので、班員みんなで準備にとりかかりました。工大祭前日は自分たちの班は食材班と外装班に分かれていたので、食材班は食品の買い出しに、外装班はテントの設営や看板作りの作業をして、本番に向けて万全の状態で迎えることができました。
当日はもも肉（若鶏）、皮、つくね、ねぎま、パイン焼き鳥の５種類をひとつ70円で販売しました。
工大祭１日目は昼頃にオープンキャンパスの説明会が終わり、講堂の前の場所で営業をしていたおかげで終わったとたんにお客さんがどっと来たので、かなりその時間はテンパリましたが、みんなが一生懸命がんばってくれたおかげでなんとかそのピークも乗り越えることができました。そのお昼の時間をピークに焼き鳥は順調に売れていき、午後４時ごろには完売しました。
工大祭２日目は１日目の反省もふまえてパイン焼き鳥とねぎまの数を増やし、営業を開始しました。２日目は１日目にくらべて大きなピークもなかったのですが、パイン焼き鳥の肉が焼いている途中で下に落ちてしまうということが続き、パイン焼き鳥の扱いに苦労しました。しかし、なんとか他のメニューが順調に売れ続けてくれたので、この日も午後５時頃には完売しました。
今回の工大祭はみんなが協力してくれたおかげで、５０，０００円の利益を上げることができました。ほんとにみんなが協力して、ひとつの成果を上げられたことが非常に良かったと思います。
最後になりましたが、先輩、OB、OGの方々たくさん焼き鳥を買って頂いてありがとうございました。