アスペクト比が高い方の駆動系担当です．

(仕事のできる操舵担当がすでに記事をupしているのでお分かりかと思いますが笑)，

一昨日から昨日にかけて，第1回のテストフライトに行ってきました．

桶川は非常に寒く，肉体的精神的にキツい中でのTFでしたが，特に事故などもなく無事終了することができました．

翌日は非常によい天気で，このまま出かけたいくらいの陽気だったのですが...T_T

[荒川サイクリングロードの菜の花]

以下駆動より，回転試験の報告となります．

TFに行けたということは今年の駆動系も無事ロールアウトできたということになるわけです．

しかし，一発でクリアできると思っていた回転試験は難航してしまいました．

ペラを回す度に鳴る，様々な異音．

それらを1つ1つ解消していったのですが，駆動系以外の部員も巻き込んでの原因究明をしても解消できない「なにかが擦れる音」がし，一時はTF延期も危ぶまれる状態に．

その音はパイロットが負荷をかけたときにのみ生じ，しかも音がするときには「負荷が軽くなる」という

普通なら考えられない状況でした．

...原因はペラ班主任が見つけてくれました．

パイロットからの力の伝達にはキーが不可欠ですが，キーを入れ忘れていたことで，軸とユニバーサルジョイント間が空転してしまっていたんですね．

キーの入れ忘れは完全に盲点でした．単純でありながら非常に重大なミスでした．

何回も回転試験に協力してくれた部員に頭が上がりません．

今回の件でかなり心にきたので，二度とこのようなミスをしないようにしていこうと思います...

長くなりましたが，駆動系より報告でした．

(キーを入れ忘れていても軸のはめ合いと止めねじのおかげで，60rpm程度までペラが回ったことにはびっくりしました．キーとは比べものになりませんが止めねじの締め付け力は案外大きいんですね．)