T.Hirozumiが2011年8月12日に書いた記事です。

代替わりと反省会とご挨拶

書いた人: T.Hirozumi | 11/08/12 11:48 | コメント(0)

はじめまして、今年のMeister操舵担当のT.Hirozumiです。 (上の名前は少々面倒臭いので省略させてください。)

昨年12月からぷっつりと更新の止まった電操レポートですがネタが無かったということは全くございませんでした。というか、ネタがありすぎて書ききれなかったという方が正しいですねw

ということで、操舵系的に重要だった昨年の事件をまとめておこうかと思います。 反省会の始まり~

Count the Episodes!昨年の操舵系は! (最近クライマックスなオーズ次回予告風にいきます)

1つ!ずさんな製作精度によりFRP班が作業に介入(介護?)。

まぁ写真、経緯等はFRP班のレポートを見て欲しいんですけど、いろんなミスがチョコチョコ重なった結果こんなことになっちゃいました。 まぁ一番大きいのは製作方法をロストしてしまっていたことと、スケジュール管理の甘さですね。 締め切りまで1週間切ってから尾翼の取り付けを開始したせいで、2つの尾翼を同時に取り付けられるスペースが使えなかったんですよね・・・このせいで2度手間になっちゃったのでもとも子もないですがorz ちなみに制作方法のロストはここだけにとどまらず、V字の積層も最後に至るまで判明しないままでした。(その制作数実に10個!)その代わりにロハセル(V字積層の際使用するコア材)の加工技術はかなり向上しましたがw あとリンケージ部分のロッドも制作方法がロストしてしまったので今年は例年とは違った方法で作ってます。(考案者は当時の全体設計さんです。多謝。) 新ロッドの破壊試験後の図です。構造が一番分かりやすい図だったので一応。

ロッド破断.JPGのサムネール画像

エポキシ樹脂による補強なしで18Kgの荷重に耐えたので十分な強度だったはずです。(サーボのトルクが16.8[kgf・cm]なので) 一応、例年のロッドに比べて微妙に軽量化してます(微々たるもんですがw)。

ネガティブな面ばかり書いてきましたが、一連の流れで他班の技術が半強制的に流入してきたのは良かった点とも言えます。 操舵系は電操にしかない技術というのが殆ど無い(気づいてないだけかもしれませんが・・・)のがかなり救いになってますね。

今年は他班から指導を受けながら技術を再構築していかなきゃいけません。

2つ!尾翼のアクチュエータをコマンド式サーボに変更。

そして、3つ!FBWでのCPP(Controllable Pitch Propeller)の搭載。

と、残りの2項目なんですが、それぞれ長くなるので記事を分割したいと思います。(オイオイ

てな感じで次回、「ニュータイプ・サーボモーター」をお楽しみに。今度はデカレンジャー、特撮ネタでネタ持つかなぁ

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