人力部門代表の日記です。
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書いた人: カイノ(2009/08/28 09:58:01)
この記事へのコメント(1)
- OB [現地で見学させてもらいました.
現役を退いて何年もたちます...]
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書いた人: カイノ(2009/08/13 21:32:20)
この記事へのコメント(2)
- 130年事業事務室(窪) [「130周年記念事業」への協力に感謝!
成功を祈っています...]
- カイノ [>130年事業事務室 窪様
ありがとうございます!
全力...]
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書いた人: カイノ(2009/07/15 01:45:09)
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更新が遅くなりすみません。カイノです。
前回の日記で書いたように、琵琶湖で記念飛行を行いました。
記念飛行の映像にアップついては東工大130記念事務所の方と相談の上で決めますのでよろしくお願いします。
さて記念飛行についてですが、まず、誰1人けがをすることもなく無事終了することができました。
私たちは前日の16日より滋賀入りしました。心配されていた天候ですが、その週はずっと晴れと天候は大変良い状態でした。(晴れすぎて風が…)
パイロットは気合十分にこれから飛ぶ先を見つめていました。
17日の午前0時より機体のセットアップを開始し、だいたい5時半位にすべての準備が完了しました。
その後浜で滑走の練習を数本行い、風待ちをしました。
その日は浜から湖の向きに風が1~2m吹いている状態でした。
10分くらいいつでも飛びたてる状態で風待ちをしていると、これならいける、くらいの風になりました。(たしか1mを下回っていた)
心臓バクバクの状況のなか、パイロットの掛け声とともにスタート。
そして…
…
うおぉぉぉぉぉぉ
かなりヒヤヒヤでしたが無事離陸に成功しました。
そしてぐんぐん離れていくConcordia(今年の飛行機の名前ですよ)
私は離陸を見送った後、船に乗りコンちゃんの追跡にまわりました。
湖上は予想以上に風が強く(背風2mくらい)、飛行機がかなりのスピードで飛んでいました。
風にも流されているみたいで、当初予定していた経路を進むことができなかったので、途中でぐるっと旋回して軌道修正をしたりしました。
そして、パイロットが力の限りこぎ続け、着水。。。
コンコルディアのフライトは幕を閉じるのであった。
飛行時間:約17分
離陸地点と着水地点の直線距離:約4.5km
(もっと詳しい内容は設計日記やパイロット日記にて記載されると思います。)
機体の回収をダイバーの方や部員にしてもらい、無事港に帰還。みな帰ってきたコンちゃんに名残を惜しみながら引き揚げをしていました。
私は他にやらなければならないことがあって、積み込みに参加できなかったのが本当に悔やまれます。
最後に皆で浜の清掃を行い、記念飛行は終了となりました。
この記念飛行をもって、私たち09年度の代は引退となります。
昨年の鳥人間コンテストでの悔しい思いをバネに、今年度は絶対に優勝するぞ!、という思いで始まったこの1年。
今年の1月、すべてが変わってしまいました。
3年生(当時は2年生)で話し合いました、深夜、大学で。
来年の鳥人間コンテストに出る、という意見も多くありました。しかしながら、4年生の時期は研究室に所属しており、院試が控えていることもあり、皆がサークル活動を続けるには厳しいものがありました。
だからといって、そのまま引退することも選べませんでした。
私たちがやめてしまったら、Concordiaは飛行をすることなくその生涯を終えてしまいます。そんなこと、あっていいはずがありません。
そしてなにより、私たちがサークルに直接関われる最後の年に何もせずに引退するのは、私たちにとって耐えがたいことでした。
こうして私たち09年度の代は飛行会開催を目指すことになりました。
今回の記念飛行は、私たちの力だけでは到底行うことのできることではありませんでした。
多くの方々のご支援ご協力があったからこそなんとか行うことができました。
今回の記念飛行に関して数々のご協力をしてくださった琵琶湖関係者の皆様
私たちの活動に親身になって接してくださった顧問の先生、学生支援課の皆様
東工大130周年事業として数々のご支援をしてくださった東工大130事務所の皆様、
制作面で多大なるご協力をしてくださった、ものつくり教育支援センターの皆様
記念飛行のために私たちに協力してくださったスタッフの皆様
数えきれないくらいの方々からご支援・ご協力をいただきました。
皆様のおかげで、私たちは「空を飛ぶ」という夢をあきらめずに引退をすることができます。
本当に、本当にありがとうございます。
そして、最後に
代表として大した力も持っていない私についてきてくださった部員のみんな、1年間本当にありがとうございました。
みんなの尽力があったからこそここまで来ることができました。
これにて私たちの代の活動は終了となります。今年1年間本当にありがとうございました。
今後ともマイスターの活動をよろしくお願い致します。