工大祭
本年度の工大祭では2年生は人力飛行機機体及びエコノムーブ車体の展示、1年生は模擬店の出店を2団体(焼き魚と焼き鳥)行いました。
2年生の行った展示については以下のような理由で、人力飛行機は一昨年の機体であるプロモントワールを展示いたしました。
工大祭展示についてのお詫び
このたび、タイで展示をすることになりました。
機体(ハルシオン)とパネルを展示します。
期間は10/14〜23です。
タイの科学技術週間に出展してほしいという大学側からの要請を受けたものです。
それに伴って、期間が工大祭にかぶっているため、今年琵琶湖で飛んだ機体を工大祭で展示することができません。
ここでおわび致します。
しかし、展示をしないわけではありません。
先日、今年はドライブシャフトに挑戦するといいましたが、その試作品がまもなく完成というところまでできております。
そこで、工大祭では、「ドライブシャフト試験機体(プロモントワール)」を展示します。
工大祭では今年度新しく作ったシャフト班が夏休みを返上して工場に通った成果をご覧下さい。
なお、エコノムーブ(電気自動車)の車体、パネルやビデオの展示は昨年通り行います。
Meister人力飛行機部門代表
堀江 啓
展示に関しての報告
本年度の工大祭では人力飛行機部門より一昨年の鳥人間コンテスト出場機体「プロモントワール」の駆動系をチェーン方式からギア方式に変更した物を、エコノムーブ部門からは今年の車体「ルシオラ」の展示を行いました。
両部門共同としては、パネルの展示とビデオの放映を行いました。
また、同じ会場に10月末に行われた模型飛行機コンテストの出場機体の展示も行いました。
人力飛行機部門機体の展示
人力飛行機部門の機体の展示に関しての詳細は以下の通りです。
- プロペラ
-
駆動系をゲストの方に回転させてみていただくことにしたため、安全のために取り付けをせずに展示しました。
当日の来客者の方には、プロペラを手にとって見て重さや丈夫さを触ってみてもらえるようにしました。
- 主翼
- A桁を製作過程をたどる事ができるようにした展示翼形式で展示しました。
- 駆動系
-
今年より駆動系をチェーン駆動からシャフト駆動に変更するための実験として作成したギアボックスを展示しました。
来客者の方には実際にコックピットに座っていただきクランクをまわすことによってプロペラシャフトが回る機構を体験していただきました。
- 桁
- 展示している機体の桁はもちろんの事、来客者の方に実際にカーボンによって作成された桁を手にとって見ていただけるように手にとって見られる大きさのカーボンパイプを準備しました。
- 操縦系
-
サーボモータを用いた尾翼の制御の実演を行いました。
来客者の方に実際に操縦桿を持って尾翼を動かしてもらいました。 - エアロバイク
- 日ごろパイロットがトレーニング用に使っているエアロバイクを実際に来客者の方々にこいで頂いて、飛行時のパイロットの負荷を体感してもらいました。
- モデル展示
-
人力飛行機は全翼が展示できなかったため実物と同じアスペクト比(翼の長さと幅の比率)をもつ模型を展示しました。
この模型は、フェアリングなども翼形を用いて作成し、桁の部分も実物と同じCFRP製の物を用いているリアルな物でした。
エコノムーブ部門
エコノムーブ部門の車体の展示に関しては以下の通りです。
- モータ
-
モータを取り付けた状態で展示を行いました。
制御回路を用いてモータの制御を行い。来客者の方にスロットルを操作してもらい、車輪の回転の実演を行いました。 - カウル
- カーボンクロスで形成されているカウルの展示を行いました。
- その他の電気系
- クラクションの実演を行いました。
その他
模型飛行機大会用に作成した模型飛行機の展示とMeisterの活動をまとめたビデオの上映をしました。