人力飛行機部門 フレーム班
主任紹介
名前 | |
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神谷 友裕 |
主任挨拶
はじめまして。2005年度フレーム班主任の神谷です。
もうご存知かと思いますが、Meisterでは2005年度から駆動方式をドライブシャフトに変更します。ドライブシャフトはMeister人力飛行機部門としては初の試みのため、予備知識が全くありません。そこでドライブシャフトを専門に研究するために、これまでフレーム製作と駆動系製作の両方を担当していたコックピット班を、フレーム製作専門のフレーム班と駆動系製作専門のシャフト班に分割することにしました。分割するといっても同じコックピットを作るのですから、完全に別の班というわけではなくコックピット班フレーム係、シャフト係のようなものです。
ドライブシャフトの話は後ほどシャフト班からあると思いますので、ここではフレーム製作に関した話をしたいと思います。
昨年度の機体には、飛行中にコックピットが左右にぶれるという現象が発生していました。このぶれはドライブシャフトにとっては致命的な問題となります。フレーム班としては、このぶれの解消を第一に考えています。具体的には、パイプ接合の精度の向上、横リブを入れるなどを考えています。それ以外にも、コックピット全体の軽量化や椅子と背もたれの設計変更、フレーム構造の見直しなどをしようと思っています。
正直なところ、Meisterの機体は非常に完成度の高いものになっていると思います。翼班、プロペラ班などは日本、いや、世界でも有数のレベルにあると思います。Meisterの機体の出来はコックピットのできにかかっていると思っています。来年の琵琶湖で他チーム、OBの方々に驚きを与えられるくらい出来のよいコックピットを作ります。来年の琵琶湖を期待していてください。