グランドテストフライト
第一回テストフライト
第二回テストフライト
第三回テストフライト
第四回テストフライト
第五回テストフライト
第六回テストフライト
第七回テストフライト
第八回テストフライト
最終グランドテストフライト
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 5月10日早朝、第3回テストフライトを行った。
 今回もまずは滑走から行っていった。今回も主翼は若干右翼の方が上がりぎみであったが、スタータの息が合っているときには左右の翼がだいたいバランスよく上がっていった。5本目からジャンプ飛行にうつった。5本目は主翼がほぼ同時に上がり、バランスよくテイクオフしたが機速が遅く、浮くと同時に機体が右に横滑りをはじめ、ラダーを切ったが切りすぎて今度は左に横滑りしながら着地した。6本目は左の草地に向かってしまい着地してからコンクリートブロックに前足をぶつけて前足が取れてしまったので予備の足と交換した。7本目は大きく蛇行を繰り返し、回転数を落としてもなかなか高度が下がらずだらだらと飛び過ぎてしまい、最期は左に大きくロールした状態で着地し危うくグラウンドループを起こすところだった。8本目はテイクオフ後にまっすぐ飛んでいたが風にあおられたのか急に右翼が下がりスパイラルに入ってしまった。そのまま滑走路脇の草地に着地し、フェアリングが大破するなどひどい結果となってしまい、ここで撤収した。
 今回のTFは機体を壊して撤収という、ひどい幕切れだった。まだ調整できていない機体を安易に飛ばしすぎて、挙句の果てに機体を壊してしまったのは今回最も反省すべき点である。
 今回の主な問題点としては、機速が小さすぎること、スタータのバランスが悪く機体をうまくテイクオフさせられなかったことがあげられる。機速が出ていないので機体が安定せずフラフラと飛んでしまい、危険な状態に陥りやすく、その結果として機体を壊すようなフライトにつながってしまった。それに加え今回はスタータの息が合っておらず、機体をまっすぐに離陸させることが出来なかったためにさらにフライトを難しいものにしてしまった。
 次回は今回の反省を生かして、飛行機をまっすぐテイクオフ-飛行-ランディングさせることと機速を設計機速にまで上げていくことを主に調整していきたい。